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ここ数年、コロナの影響でマラソン大会が軒並み中止になりました。ですが、 2022~23年秋冬はかなりの大会が復活開催される ようですね。本当にありがたいです。
普段の練習の成果を大会で試せなかった人も、自粛期間にランニングをはじめて大会にチャレンジという人もいると思います。それに、自粛期間の鬱屈とした気持ちを解き放つために参加するぞ!なんて人もいるかもしれません。
参加の動機はいろいろあると思いますが、とにもかくにも、走ることを楽しめれば最高ですよね。 マラソン大会にかかわる全ての人に感謝しつつ、走ることができる幸せをかみしめて、楽しんでいきましょう 。
では、どんな大会にエントリーすればよいのでしょう。 現在はインターネットからのエントリーが主流 です(もちろん、郵送などでもできます)。各マラソン大会の公式サイトやランニングのポータルサイトなどからエントリーします。
ちなみに、日本最大級と言われるランニングポータルサイト 「RUNNET」 で2022年10月から2023年3月までのエントリー可能な土日開催の大会を検索すると、ハーフマラソンは450前後、フルマラソンは300前後の数が表示されます(2022年9月末検索)。
なんだかすごい数ですが、これはランニングのイベントなども含めた数なんです。イベントでいろいろな人と交流しながら、“走ることを楽しむ”のもよいと思います。さらには、大会の完走のための練習会もあり、そうした目的に合わせて参加するのもありですね。
とはいえ、 膨大な検索結果から、自分にとって「コレ!」という大会を選ぶのはちょっと大変 だったりもします。
マラソン大会のエントリーは、 何千、何万もの人が出場する大規模の大会の場合、締切日はたいてい開催日からかなり前 だったりします(この秋冬の大規模大会もほとんどがエントリー終了です、残念ながら)。
それに大きな都市の名がついた大会だと、せっかく エントリーしても抽選や先着順といったハードルがあったり します。
たとえば、日本最大級のマラソン大会である「東京マラソン」の一般締め切りは約半年前。おまけに エントリー多数で抽選となり、エントリーしても出場できるかどうかは運次第 なのです(私は数年前、3回目でやっと当選しました)。
さらに大規模大会は参加費が高い場合が多く、2023年の東京マラソンは衝撃の23,300円です。これには新型コロナウィルスの事前検査費用なども含まれますが、気楽にエントリーできる値段でもないですよね。
単純にマラソン大会に出たいと思っていても、出場まではひと苦労という場合も少なくありません(日程やら費用やらいろいろ考えちゃうんですよね)。
そこで今回は、 関東(都心4県)で今からでもエントリーできる中規模大会を中心にご紹介 していきます。
埼玉の「彩湖道満グリーンパーク」を走る本大会。 荒川河川敷の調整池である1周5㎞の彩湖をまわる比較的フラットなコースで、初心者でもタイムを出しやすい 。フルマラソン、30㎞、ハーフマラソンから親子ペアマラソンまで細かく7種目あって、走れる距離のレベルに合わせて選べるのがうれしいですね。
戸田橋陸上競技場から荒川沿いを走るこちらも初心者に優しい 大会。種目は、ハーフ、10㎞、5㎞の3種目。なんといっても 早割りハーフ参加費3,700円(10月30日締め切りまで、それ以降4,200円)というリーズナブルさ もおすすめです。ただし、低価格のため、荷物の預かりや仮設トイレの増設などのサービスはないとのこと。
神奈川県の江ノ島島内をスタート・フィニッシュ地点とし、湘南海岸の潮風を感じながら走る ことができる本大会。10マイル(約16km)、親子ラン(約2.2km)、チャレンジラン(約2.2km)の3種目。 平坦なコースなので初心者がチャレンジするレースとしておすすめ です(江ノ島スタートは魅力的!)。
千葉県館山で開催される43回目という歴史ある本大会。 南房総の自然豊かなコースが舞台 となっています。「日本夕陽百選」にも選ばれている北条海岸の海岸通りでは、 富士山がドドンと見える絶景ランが楽しめます (走るのは夕陽の時間じゃありませんが…)。種目はフル、10㎞、ファミリー2㎞と3種目。
葛飾あらかわ水辺公園で開催される平坦なコースで好タイムを狙いやすい 本大会。フル、ハーフの2種目。 フルでも参加料5,000円という安価 なのはうれしいかぎり。ただし、フルの制限時間は4時間30分とレベルがちょっと高いので注意(ちなみに東京マラソンは制限時間優しめの7時間!)。
大河ドラマの主人公にもなった近代日本経済の父・渋沢栄一生誕の地である深谷の街並みが舞台 となっている本大会。 アップダウンが少なく、折り返しのない循環コース で、楽しんで走ることができます(街並みや景色を見ながらの循環コースはより楽しいです)。ハーフ、10㎞、5㎞、3km、2.4km、1.6㎞の6種目。
千葉県佐倉の印旛沼沿いで開催される本大会。 オランダ風車や桜並木、田園風景などを眺め、春の訪れを感じながら走る ことができます。コース途中に、五輪メダリストの高橋尚子選手や有森裕子選手が練習を積んだ 「金メダルジョギングロード」があり、ランナーなら一度は走ってみたいコース です。フル、10㎞、3㎞の3種目。フルマラソンは日本陸上競技連盟公認大会です。
いかがだったでしょうか。種目もさまざまで、コースもいろいろな大会がありますが、 ご自分のレベル(走れる距離)や目的に合わせてエントリーしてみてください 。
マラソン大会出場は、モチベーションのアップや走力アップのきっかけ (大会に向けて練習に熱が入ります…)にもなるので、ぜひチャレンジしてほしいですね。
次回は、関西ほか、各地方のおすすめマラソン大会をご紹介していきます。
余暇プランナー
ノっているときは月間350キロ走ったり、ダメなときは10キロも走らなかったりと、なかなか不真面目な“へっぽこ”市民ランナーです。それでも、走ることのさまざまな魅力にとりつかれていて、ひとまずリタイアする予定はありません。ただ、ゴルフやテニスも大好きで、他にもやりたいことが山ほどあるので、今後どうなることやら本人にもわかりません。いつも東京をぐるぐるぐるぐる走っていて、「旅ランしたいなあ」とか「マラソン大会出たいなあ」とか夢想しながら日々を過ごしています。
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