餃子は大人も子供も大好きなメニューです。

種や包み方のアレンジ、調理法を焼いたり、茹でたり変えることで幅広く楽しめます。このような餃子は、ホームパーティーにもおすすめの品です。

今回は、おすすめの変わり種餃子や定番餃子の楽しみ方などをご紹介します。

餃子の歴史

家庭料理のひとつとして人気の餃子ですが、その歴史は古く唐代とされます。1960年代後半に中国西北部にある唐代の古墳から餃子に似た化石が出土しています。また1792年の中国の料理書には餃子の記述も登場しているのです。このように、中国での餃子の歴史は非常に古いものです。

餃子の伝来

餃子が中国から日本に伝来したのは、江戸時代に中国料理書の中で紹介されているのが最初とされます。この10年後に餃子の絵入りの書が紹介されていますが、残念ながら庶民の食べ物としては普及しませんでした。

餃子が庶民の間で広く広まったのは、第二次世界大戦後。中国にいた日本人が現地で食べた餃子を懐かしみ生活のために作って売るようになったそうです。2~3年後に日本各地で普及したことがきっかけとされます。 餃子は、美味しく安価な上、野菜も多く取ることができ栄養バランスに優れていることが特徴のひとつです。また、アレンジもしやすく簡単に作ることができるために、急速に広まった ようです。

日本と中国の餃子の違い

餃子が日本各地で広まると、 日本の餃子は本場中国とは異なる食べ方、調理法、味付けとして進化 していきました。中国の餃子は主食であることが多く、水餃子や蒸餃子が一般的です。これに対し、日本の餃子は食事の副菜とする焼餃子が一般的です。実は、 具材ににんにくを入れる、つけダレにラー油を使うことも日本独自に進化 したものです。

餃子の種類

餃子には、さまざまな種類があります。私たちが普段よく食べている馴染み深い餃子は、焼き餃子や水餃子、蒸餃子、揚げ餃子なのではないでしょうか。他にも、餃子には多くの種類がありスープ餃子や変わり餃子、棒餃子、卵餃子をはじめ、多くの餃子があります。

日本で餃子というと焼餃子が広く親しまれていますが、世界を見ると香ばしい皮が魅力の焼餃子より水餃子や蒸餃子の方が多く食されているようです。

定番餃子

定番の餃子と言えば、豚ひき肉、白菜、ニラがメインとなる手作りの焼餃子です。餃子の皮は買って、餃子の餡を家庭のオリジナルにするだけで我が家の餃子が完成します。 好みにあった家庭ごとのオリジナル餃子を作れる ところも魅力的ですね。

手作り餃子の作り方

材料 4人分

  • 市販の餃子の皮(大):24枚
  • 豚ひき肉:400g
  • 白菜:4~5枚
  • お好みでニラ半束、長ネギ半分
  • 塩:小さじ1
  • 鶏ガラスープ:小さじ1
  • しょうゆ:少々
  • ごま油:大さじ1

  1. 白菜を大きめにみじん切りに切って、分量外の塩で揉む。数時間置いて漬物を作る要領で揉みこみます。餃子の餡を作る数時間前に切って準備をすると手早くできるので、おすすめです。
  2. 1. の白菜を良く洗い、水気を切る。この時、水が残らないようにしっかりと絞るのがポイント。
    塩に漬けて時間を置いておくため、野菜室に白菜が多めに残っていたら全部使っても大丈夫です。漬けて絞るために、白菜のかさはかなり少なくなります。
  3. 豚ひき肉に塩漬けにした白菜、調味料を全て入れて、しっかりと捏ねていきます。
  4. 餃子の餡が完成したら、ボールの中を等分してから餃子の皮に包んでいきます。
  5. 餃子の餡を包む時は、一方に餡をのせ皮を半分に軽く畳み、端からひだをとるように折っていくと上手に包むことができます。この時、餡を沢山いれると溢れてしまうので気持ち少な目がおすすめですよ。

変わり種餃子

変わり種餃子では、餡にチーズを入れた餃子もおすすめです。餡にとろけるチーズを入れると、焼いた時に中で チーズがとろけてくるため子供には人気 のレシピです。他にも、 ネギの代わりに大葉を入れると少しあっさりした大人の味 に仕上げることもできます。

子供におすすめの餃子餡では、ツナマヨ餃子やエビしそチーズ餃子もおすすめです。定番の餃子とは、少し違った味わいを楽しむことできますね。餃子パーティーでは、さまざまな種類の餃子餡を作ることでゲームのように楽しむことができ、楽しさも広がりますよ。

ホットプレートなどを使って一度に大量の餃子を焼く場合、 餃子餡を変えるだけで簡単に調理することができ時短にもなる ため、おすすめの方法です。

海鮮餃子

海鮮餃子を作りたい時は、餃子餡に海老を入れるだけでも大丈夫です。海老の歯ごたえを味わうことができますよ。本格的な海鮮餃子に仕上げたい場合は、海老やほたての他に、ひき肉を鶏に変えるのもおすすめです。 豚ひき肉は、脂が多めなのでよりあっさりしている鶏を使うことで海鮮の味わいを楽しめます よ。

海鮮餃子の餡に、海鮮だけを使っている場合もありますが、海鮮だけの餡はまとまりが悪く皮に包みにくいことが多いです。そのため、鶏ひき肉など具材をまとめてくれるものを合わせた方が綺麗に仕上がりおすすめですよ。

タレで楽しむ餃子

餃子パーティーをする時、いろいろな味を楽しみたいけれど餃子餡をたくさん作るのが面倒だなという時におすすめなのが 餃子のつけダレを変える ことです。みなさんは、普段どのようなタレに餃子を付けて食べていますか。このつけダレを工夫するだけで複数の味わいを楽しめますよ!

つけダレとして人気なのが、ポン酢・柚子ポン酢です。さっぱりとした味わいなので、餃子を何個でも食べれますよね。餃子屋さんで用意されているものには、醤油と酢、好みによりラー油をプラスする王道なつけダレではないでしょうか。他にも、酢にコショウを加える、醤油だけなどつけダレもさまざまです。

餃子パーティーをする時にな、王道の三杯酢をはじめ、少し変わったつけダレを用意するだけで何倍も美味しく味わうことができますよ。

よだれ餃子

よだれ鶏というメニューを聞いたことがありますか。よだれ餃子は、よだれ鶏の餃子版アレンジレシピです。このよだれ餃子には、水餃子を使いますが、茹で上がった水餃子の上によだれ鶏のタレをかけたメニューとなります。

この時の水餃子に鶏ひき肉を使うとより美味しく食べることができます。また、鶏ひき肉は豚ひき肉よりあっさりしているためタレの味を楽しめますよ。

よだれ餃子たれ

  • しょうゆ:大さじ4
  • 酢:大さじ2
  • 砂糖:大さじ2
  • 白ネギ:1本
  • 生姜:1片
  • にんにく:1片
  • ラー油:適量
  • 花椒

四川風水餃子

四川風水餃子は、水餃子に四川風のごま風味のタレがかけられたレシピです。手作りする時は、 もちもちとした餃子の皮を選ぶとよりタレの味わいを楽しむ ことができます。水餃子を別に作るのが面倒な時は、焼餃子用の餃子をいくつか取り分けて水餃子に仕上げると手間を省くことができますよ。

四川風水餃子のタレを作って水餃子にかけるだけで、いつもの餃子とは違った味わいを楽しむことができます。水餃子はあっさりしているので苦手という方も、タレをかけるだけで新しい味わいの発見につながるのではないでしょうか。

餃子のタレ

  • 甜醤油(たまり醤油):大さじ2
  • 酢:小さじ1
  • すりおろしにんにく:小さじ1/2
  • 醤油:大さじ1
  • 芝麻醤(練りごま):大さじ1

餃子餡とタレで無限に広がる餃子の世界

餃子は国民食のひとつとなっているのではないでしょうか。餃子を作る時は、餃子餡だけではなく、皮や包み方、味付け、つけダレなど、さまざまなバリエーションを楽しむことができます。お子様と一緒に餃子作りをするのも楽しいですね。

餃子は、食卓にホットプレートを広げるだけで簡単に調理することができます。いくつかの餃子餡を用意したり、つけダレを準備することで、バリエーション豊かな味わいを楽しむことができます。温かいテーブルを囲みながら、楽しめる餃子パーティーは寒い日にピッタリですね!

出典・参考


MegTa

余暇プランナー

フリーライターMegTaです。ファッション、美容、旅行が大好きな3BOYSの母。母業、仕事の傍ら、自分時間もしっかり楽しみたいと日々貪欲に過ごすアクティブ人間。食べること、楽しいこと、新しいこと・ものが大好きで常にアンテナを張り巡らせ、まずは自分で経験することをモットーに新しい情報を集めています。楽しく過ごすための情報やアイデアなどをご紹介させて頂きます。

【あったかおうち時間】餃子パーティの楽しみ方を伝授!つけダレと餃子餡がポイント♪

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【あったかおうち時間】餃子パーティの楽しみ方を伝授!つけダレと餃子餡がポイント♪