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牛乳パックを使って小物をリメイクするメリットをご紹介します。厚紙やボール紙でももちろん同じものができますが、牛乳パックには他の材料にはない良いところがあります。
おすすめする理由は3つ。
牛乳パックはとても丈夫。 パックのまま中に紙を詰めて重ねると、イスやふみ台にもなります。普通の紙よりも少し分厚いので切ったり貼ったりしても形がくずれにくいですよ。
紙でできているので持ち運びも簡単。 小さな子どもでも運ぶことができます。
さらに、中は防水加工がされているので 水に塗れても安心。
丈夫ですが加工も簡単!はさみとテープさえあれば切ったり貼ったりできます。
まわりに布や紙を貼るときも両面テープやボンドを使うだけ。
すでに箱の形をしているので箱を作るのは簡単ですね。平らな紙から作るより、何ステップか省略して作ることができます。きれいな折り目がついているので工作が苦手な人も使いやすいですよ。
一番のメリットは 簡単に手に入ること。 わざわざ買いに行かなくてもお家にある牛乳パックを再利用するだけです。
牛乳だけでなくジュースなどの紙パックも同じものなので牛乳が苦手でも大丈夫!サイズも選べますね。
新しく材料を買うこともなくパックを捨ててしまうこともない、 とてもエコな素材です。
牛乳パックをかわいくしてくれる素材をご紹介します。両面テープやのりを使うものもありますが、そのまま貼れるシールタイプもいろいろ。
布素材も取り入れると牛乳パック感が一気になくなります。
リメイクシート はDIYによく使われる貼れるシートで、壁紙や棚の模様がえにも活躍します。
100均などですぐに見つかり、シールになっているのでそのまま貼るだけです。サイズも大きく、カットしてサイズを合わせられるので簡単です。
おしゃれなデザインを探すならマスキングテープのmtシリーズで有名な カモ井のリメイクシート がおすすめ。
オシャレなデザインで貼ってはがせる紙です。北欧風のデザインやシンプルな柄も多く選びやすいです。
100均でも売っている時もあり、コラボデザインもあるのでチェックしてみましょう。
シールタイプの布 も使いやすくおすすめ。布をそのまま使うことももちろんできます。しかし、布によってはりにくかったり取れやすかったりするものも。ボンドもべちゃっとしてしまうことがあるので、その点シールは簡単です。
100均では和柄のものもありますが、少しサイズが小さめです。
A4サイズの布シールもネットで買うことができるので気になるデザインを探してみましょう。
デザインペーパー は紙全体にいろいろな柄がプリントされています。リーズナブルで色んなデザインがあるので好みのものを見つけやすいです。
折り紙サイズのものもたくさんありますが、サイズが小さいと貼るときに足りなくなることがあるので 大きいものがおすすめです。
マスキングテープはととても便利なので一緒にそろえておきましょう。
飾りつけはもちろん、つなぎ目をおしゃれに隠すためにも役立ちます。マスキングテープだけでコラージュしてもかわいいですね。
幅が広いマスキングテープもあります。
ふちどりや飾りつけにはレースやリボンなど布製のものもおすすめ。立体感が出てかわいくなります。
布と合わせても紙と合わせても使いやすいです。ハギレやラッピングなどの残りを活用しましょう。
まずは基本の箱作づくり。 ペン立て として作りますが、小物入れや花びんなど自由な使い方ができます。
主な材料は3つだけ。道具もすべてそろえなくても作ることができます。
牛乳パックは簡単に切ったり貼ったりできます。はさみと両面テープがあれば作ることができますが、道具がいくつかあるとより作りやすくなります。
まずは牛乳パックを 下から9cmのところでカット します。線を引きカッターで切りはなしましょう。高さは自由に調整できますので、好みに合わせて作りましょう。
そのまま布や紙を貼ることもできます。しかし、色が薄い紙などはパックの柄が透けて見えてしまいます。
透けて見えないように残った牛乳パックを貼りましょう。一辺を切り、内側を表にしてまわりに貼りつけます。底はすべて隠さなくてもいいですよ。
ボンドだけではくっつきにくいのでビニールテープでしっかりと貼り合わせましょう。
今回は紙とリボンで飾ります。
紙はシールタイプではないので両面テープで貼ります。両面テープをパックに貼って、 1面ずつ丁寧に貼り合わせましょう。
余った部分は箱の内側と箱の底に折って貼ります。 角になる部分の紙を台形に切っておくときれいに貼ることができます。
紙が貼れたら最後にボンドでレースを貼ります。これで完成です。
2個3個と横につなげていくともっとたくさん入れることもできます。高さを変えることでペン立てと小物入れにもできますよ。
少しレベルアップして 引き出し に挑戦!3本の牛乳パックを無駄なく使います。
材料も道具もほとんどペン立てと同じです。
まずは外箱を作りましょう。
牛乳パックの1面を切り取ります。次にそこから高さ15cmところで左右をカット。残った一面を内側に折りセロハンテープで留めます。飛び出したところはカット。
外側の箱の形が完成しました。
今度は引き出しとなる箱を2個作ります。
残り2本の牛乳パックは底から6cmでカットするだけ。残りのパーツも使うのでまだ捨てないでくださいね。
外箱の外側になる5面と同じサイズになるように余った牛乳パックをカットします。一面ずつ切り離してもいいですが、くっついていても問題ないです。
必ず白い面が外側になるように貼り合わせましょう。こうすることで紙や布を貼ってもパックの模様がすけません。また2枚貼り合わせることでさらに丈夫になります。
2個の内箱も同じように4面を丈夫にします。余った牛乳パックを同じサイズに切り出しましょう。外側が白になるように貼り合わせておきます。
ボンドや両面テープで貼り合わせます。端やつなぎ目の部分はビニールテープがおすすめ。しっかりくっつけることができます。
引き出しの形が完成したので飾りつけをしていきます。
選んだ布や紙を貼りましょう。
今回使うのはリメイクシール。マスキングテープのような素材のシーツを貼っていきます。箱の面より少し大きめに貼っていきます。はみ出た部分は切ってしまわずに角だけカット。内側に折り込んでいきましょう。
外箱は裏側も貼ります。内箱は周りの4面だけでも構いません。
テープが弱いところはセロハンテープやマスキングテープで強くしてあげましょう。
マスキングテープは色や柄を合わせることで自然な飾りつけにすることができますよ。
取っ手部分を作ります。内箱の取っ手となるひもを通したい部分にしるしをつけます。画びょうやキリで穴をあけましょう。ひもが通るサイズになったら通してみます。
内側2か所で玉結びをします。リボンなどを巻き付けたり自由に飾りつけをして完成です。
今回は2種類の作り方を紹介しましたが、まだまだいろいろなものを作ることができます。
ペン立ても形を変えることができます。引き出しの箱を重ねて入れる場所を増やすこともできますね。
牛乳パックの空きができたら少しずつ作ってみましょう。
四角い形をいかしていますが、三角も作りやすい形です。
使い切らなかった布やデザインペーパーも違うところで使うことができるので無駄がありません。牛乳パックを捨てる前に、新しい小物入れを買う前に自分で作ってみましょう。
余暇プランナー
ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。
【ハンドメイド】牛乳パックをリサイクル!誰でも簡単にできるペン立てと引き出し