- 週間ランキング
インテリア商品で使うコットンボールは、 糸をグルグル巻きにしたボール状の飾りのこと をいいます。そのほか、歯医者などで口の中を洗浄する白い繊維の塊の綿花のこともコットンボールといいます。一般的にはインテリアとしてコットンボールを見かけることが多く、オーナメントとして人気があります。
最近では、キャンジョと呼ばれるキャンプ女子が、自分のテントを飾るときにコットンボールを使うことがあります。 コットンボールの中にランプを入れて明りを灯せば 、おしゃれなテントになること間違いなしです。
今回は、パーティーと普段使いのどちらでも飾ることができるコットンボールのガーランドの作り方を紹介します。ガーランドとは、勝利のしるしとして贈られる花の冠を指しますが、インテリアや雑貨で用いられるガーランドは 旗や花を紐やワイヤーでつないで飾ること をいいます。
材料は家にあるものか、100円均一ショップですべて揃えることができます。水風船ではなく普通の風船を使用すれば、大きめのコットンボールを作れますよ。コットンボールのメインになる 毛糸の素材はどのようなものでも問題ありません 。
木工用ボンドは かなりの量を使うので、容量の大きい物を用意 したほうが安心かもしれません。洗濯ばさみはコットンボールを乾かすときに必要です。皿などに置いて乾かすこともできますが接着面がくっつくので、できるだけ吊るして乾かすようにしてください。
まずは水風船を膨らませます。大きさは自分の好みで問題ないですが、直接息を吹き込むより 風船を膨らますポンプを使う ときれいな丸い風船を作ることができます。ポンプも100円均一ショップで購入できますよ。
器に水とボンドを入れて溶かします。水とボンドは1:1くらいにしましょう。ただし、水っぽくなると吊るして乾かすとき下に垂れてしまいます。溶かすときは、 水を少しずつ足して調整 してください。次に使う糸を器に入れてまんべんなく浸かるようにします。
コットンボールを作る際、直接風船に溶かしたボンドを塗る方法もあります。直接塗った方が、手間がかかりませんが今回のように 糸を溶かしたボンドに浸した方が、失敗しにくい のでおすすめです。
風船の付け根を持って、溶かしたボンドに浸した毛糸を風船に巻きつけます。水で溶かしているので 巻きつける際ボンドが周りに飛び散る可能性がある ことに注意してください。
巻きつける範囲は好みですが、毛糸が偏らないように風船全体を見回しながら巻きつけましょう。 毛糸の最初と最後は溶かしていないボンド でしっかりと接着してください。
しっかりと巻きつけたら、洗濯ばさみで風船の口をはさんで吊るします。 くっついてしまうとコットンボールの接着が弱まる ので、できるだけ離して吊るしてください。
お皿などに置いて乾かす場合はできるだけ接着面を小さくし、陶器やプラスチックのお皿を使用します。紙皿で乾かしてしまうと、 剥がすとき紙皿も一緒にくっつく可能性がある ので気を付けてください。この状態で最低でも半日は乾かします。
完全に乾いたら、風船を割ります。時間がたつと風船から空気が抜けてしぼんでしまう風船もありますが、半日乾かすと形が崩れることはないので安心してください。 毛糸を多く巻きつけると風船を取り出す隙間がなくなる ので、巻く際は目立たない場所に隙間を作っておきましょう。
コットンボールが完成したら、麻ひもでくくりガーランドを作ります。コットンボールの間に折り紙で作った旗があると、より可愛らしいガーランドを作ることができますよ。
コットンボールの作り方を覚えたら、様々なアレンジに挑戦してみましょう。どれもリビングを華やかにするインテリアばかりです。コットンボールのほかに用意するものは多くはないので、お子様とも楽しく作れます。
作業自体は1時間以内でできますが、乾かすのに1日くらい かかります。しかし、お店で売っているものと変わらない仕上がりのインテリアができますよ。
コットンボールの中に100円均一ショップで売っているLEDキャンドルを入れてみましょう。 コットンボールの影が壁やテーブルに映って幻想的な空間をつくる ことができます。LEDキャンドルを入れるときは、糸をあまり巻き過ぎないようにしてください。
中のキャンドルが落ちる心配はほとんどないので、ガーランドにしてキャンプで吊るしておけば、電灯代わりにもなりますね。
コットンボールにひっかける紐をつけるだけで、簡単なオーナメントが作れます。 クリスマスのオーナメントにもぴったり です。コットンボールを縦につなげて窓際に飾ればお部屋のアクセントとしても使うことができます。
コットンボールの底に100円均一ショップでも売っている タッセルをつなげたりアクセサリーパーツをつなげたり するとオリジナルコットンボールが作れますよ。
コットンボールをワイヤーでつなげれば、リースを作ることも可能です。アレンジ次第では、クリスマスリースやお正月のしめ縄リースとしても使えます。コットンボールは隙間がたくさんあるので紐や針金でほかのパーツを組み合わせることが簡単です。
リボンを隙間を縫うように通すだけでも個性的なコットンボールリース を作れます。ほかのパーツをのせたりくっつけたりするときは、少し硬めのコットンボールを作りましょう。
コットンボールは、インテリア雑誌などでもおしゃれな雑貨として紹介されています。お店でお可愛いコットンボールがたくさん売られていますが、 家にある糸で簡単にできる のを知っていただけたのではないでしょうか。
特別な糸でなくても、刺繍糸や補修糸など どんな糸でも作ることができるのがコットンボールのよいところ です。異素材を組み合わせてコットンボールを作っても面白いですよ。ぜひ色々なアレンジをしてお部屋を素敵に飾ってみてくださいね。
余暇プランナー
フリーランスWebライターのsorayouです。カフェや雑貨店を渡り歩き、気になったハンドメイド作品があれば自分流で日々挑戦しています。最近は、プチプラだけど高見えするハンドメイドを模索中。休みの日には、子供たちと家にある素材をひっくり返して工作しています。色々な作品に触れていく中、新しい発見があれば、ぜひみなさんと共有していきたいです!
【ハンドメイド】誰でも簡単!コットンボールでリビングを素敵に飾ろう♪