海辺で拾えるシーグラス。色々な色や形があって綺麗ですよね。

ついつい見つけると集めてしまうシーグラス、空いた瓶に入れて飾るだけでインテリアのアクセントにもなるのですが、ちょっとひと手間かけてかわいいカードやアートにも!

今回は、誰でも簡単に作れるシーグラスアートをご紹介します。

シーグラスって何?

シーグラスとは、海辺で見つけることができる ガラスの破片 です。長い年月をかけて波にもまれて、角が取れて丸みを帯び、くすんだ色になっているものもあります。

茶色や水色、透明、グリーン、ホワイトなど元々の瓶やガラス容器の色によって様々。大きさも色々です。 模様が入ってるレアなもの が見つかった時などは喜んでしまうほど、海からの宝物のシーグラス。単体でもきれいで、ついつい拾っては集めてしまいたくなります。ヘアゴムやネックレス、ピアスなどアクセサリーに加工して使っている方もいたり、瓶に集めて部屋に置いたり、シーグラスを使ったシーグラスライトも人気です。

普段は瓶に入れて飾っているシーグラス。 コロンとした丸いフォルムでかわいいものや、色々な形、色があるのが魅力的。

どこで手に入れられる?

シーグラスは 海辺で拾うことができます 。 ビーチコーミングを楽しみながら海辺を散歩すると、貝殻だけでなくシーグラスを見つけられることがあります。場所や日、波の調子によってなかなか見つけられないというケースもあるのですが、シーグラスがいくつか見つけられる海岸では、ごっそり集められる日もあります。

なかなか海に行くことができない方は、フリマサイトなどで購入することもできます。

シーグラスを見つけた後は、綺麗に洗って乾燥させておくことをお勧めします。 潮や汚れをきれいに保存したりハンドメイドの材料にしましょう。

準備するもの

  • シーグラス
  • 画用紙
  • ペン
  • 接着剤
  • 必要であれば完成後に飾れるフォトフレームやイーゼル

シーグラスアートに必要なものは、シーグラス以外はすぐに準備できるものです。シーグラスを見つけたら、 手軽に始めることができますよ。

シーグラスアートの作り方

使えそうな形&色のシーグラスを見つける

シーグラスアートにはしっかりとした決まりがあるわけではありません。シーグラスを取り入れて、イラストや模様をつけ足してひとつのアートを完成させるだけ。

アイディア次第でどんなアートを作ってもOK です。どんなデザインにするかをぼんやり考えながら、使えそうな形・色のシーグラスを選びましょう。または、面白い形や色のシーグラスを見つけてから、「何になるかな?」と 逆算してアイディアを出すのもおすすめ ですよ。

画用紙にアイディアをもとにシーグラスを置いてみる

今回は、シーグラスを「植木鉢」に見立てて並べてみることにしました。植木鉢やフラワーベースになるような形のシーグラスを、画用紙に置いてみます。

この時、 できるだけ色々なカラーや、形のものが並べられるようにする と、画面に変化がついて面白いですよ。もちろん同じような形、色、だけを集めて並べても統一感が出て素敵です。決まりはないので自由に置いてみましょう。

接着剤でシーグラスを固定する

接着剤をシーグラスの裏に塗って、画用紙に固定しましょう。この時接着剤を多くつけすぎるとはみ出てしまうので気を付けます。乾くまで待ちます。

ペンでお花や葉っぱを書き足す

植木鉢に見立てたシーグラスの上に、 ペンでお花や葉を書き足していきます 。イラストを描くのが苦手でも心配いりません。簡単に描くだけでそれなりの雰囲気が出ます!シーグラスの持つ色や形の魅力のおかげでしょうか。

完成!

ちょっとお花や葉っぱを書き足しただけで、あっという間に完成です。好きなフォトフレームや、おしゃれなフォトフレームなどに入れると、よりインテリア感が増すのでおすすめです。

色付きの画用紙でアレンジ

シーグラスの色が映えてきれいに見えるのと、シーグラスのガラスの透明度合いが高いと下に描いたイラストや模様がうっすら見えて楽しめたりもするので、シーグラスアートは白い画用紙で作る方も多いと思います。

あえてちょっとアレンジしたいときには、色が付いた画用紙を使っても、また違う雰囲気のシーグラスアートが楽しめますよ。

カードの装飾にも

額に入れて飾ったり、夏の思い出として作って好みの額に入れて飾ったり、インテリアとしてシーグラスアートを作る以外に、バースデーカードなどの装飾にも使えるシーグラス。ケーキに見立てたり、乾杯のドリンクに見立ててアートにするのも楽しいですよ。

ちょうどいいシーグラスを見つけたら、配置してイラストを書き足して、ハッピーバースデーの文字を添えれば手作り感あふれるバースデーカードの完成です。今回はカクテル風にドリンクの足やストロー、フルーツを書き足してみました。

洗濯もののように見えるシーグラスを使って、ロープと洗濯ピンを書き足せば、ほんわかした雰囲気のカードの完成です。シーグラスアートのいいところは、 自由な発想とアイディアで無限に広がるおもしろさ ですね。

作る際のコツや注意点は?

シーグラスはまず きれいに洗浄乾燥させてから 使うようにしましょう。海で拾ってくる場合は、濡れていたり、砂や潮がついていることもあるので、綺麗に仕上げるためにもシーグラスを清潔にしてから使うのがおすすめです。角が取れて丸みを帯びたものであれば問題ありませんが、時々角が撮り切れていないシーグラスがあるので、手を傷つけないように注意しましょう。

大きさも色もバラバラなシーグラスですが、単色だけでなく、 色々なカラーを使ってみるようにする と変化がでて 面白いアート になります。

シーグラスならではの、 半透明なところも面白いポイントです 。シーグラスの下に描いた線や色、イラストが 透けて見えるデザイン なども考えてみると、より楽しい作品ができますよ!

自分だけのアートを楽しもう

シーグラスは自然の力で長年かけてできたもの。半透明なくすんだカラーもかわいくて、見ているだけでも癒されます。珍しい色が見つけられた時のワクワク感、凹凸がついていたり、模様がついていた時の嬉しさなど、集める時間も楽しいのがシーグラスの魅力です。

「動物の形になりそう」「お花になりそう」「いくつか並べて風船になりそう」「ハートの形!」「あの人の顔に似ているな…」などなど、 想像力豊かに、楽しめるシーグラスアート 。特別な道具もほとんど必要なく、短時間で楽しむことができますよ。

集めてきたら、ぜひ簡単にできるシーグラスアートを作ってみてください。お子さんと一緒に作っても楽しい時間が過ごせると思います。


ふう

余暇プランナー

生まれも育ちも鎌倉のふうです。 カラフルなもの・食べること・旅行・書くことが大好きな一児の母。人事や営業の仕事を経て、現在はライターとアクセサリー作りをしています。 数年前からデリカビーズにはまり、小さな小さなビーズと向き合っています。 もう少しこうしたらかわいくなるな…、こうやったら楽しくなるな…と プラスアルファしながら暮らすのがモットーです。

【ハンドメイド】簡単で可愛い!シーグラスアートの作り方

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【ハンドメイド】簡単で可愛い!シーグラスアートの作り方