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スノードームの始まりは古く一説には、19世紀の前半ヨーロッパでペーパーウエイトとして使われたのが始まりともいわれています。その後、 1889年のパリ万博 でシンボルだったエッフェル塔を小さなドームの中に作ったことで世界に広まりました。海外では、 スノーグローブ とも呼ばれています。
中に入れるものは様々で、 建物や人物を入れたり、映画の主人公・キャラクターを入れる ことも多くなりました。そして、白い粒を入れ動かすことにより、雪が降っている情景を表現します。世界中にコレクターがいて、年齢問わずスノードームに夢中になる人がたくさんいます。
スノードームの中身は、水と洗濯のり で作ります。最近ではスライムやスクイーズをハンドメイドで作る人もいるので、100円ショップでは洗濯のりは必ず売られています。
蓋つきのビンは、 密閉性の高いもの を選んでください。プラスチックのビンもありますが、ガラスの方が透明度が高いのでおすすめです。
メラミンスポンジは、キッチンの清掃道具として置いてあることが多いです。 ビンの蓋に隠れるくらいのサイズ を使うので、ビンの蓋の高さを把握しておくとよいかもしれませんね。
瞬間接着剤は、メラミンスポンジを蓋に接着する時や、ミニチュアとメラミンスポンジを接着するときに使います。最後、ふたの内側につけてビンと接着する時も使います。 即効性がある接着剤 の方が、作業がはかどり使用しやすいでしょう。
はさみやカッターは、メラミンスポンジを切るときに使います。また、ビンをリボンなどでデコレーションするときも必要です。小さなお子様と一緒に行う場合は、 刃物の扱いに充分注意 してください。
メラミンスポンジを蓋の大きさに切ります。メラミンスポンジの厚さがあって蓋からはみ出してしまう時は、はさみやカッターを使って貼り付けてください。 普通ののりは剥がれてしまう ので、注意しましょう。
次に、スノードームの中に入れたいミニチュアをメラミンスポンジに接着します。 正面を決める と、うまく配置することができますよ。ビンを振るので、ミニチュアはしっかり貼り付けましょう。
洗濯のりと水の割合は、7:3 です。あとは好みでゆっくり舞い散るのが好みなら、洗濯のりを多めに入れてください。できるだけビンぎりぎりまで注ぐと、気泡がなくなります。
ラメやグリッターをビンに入れます。入れたとき、 ビンの底が見えなくなるくらい がちょうどよいです。そして、ゆっくりミニチュアの付いた蓋を入れてしめてください。
しっかりふたを閉めて、一度逆さにしてみましょう。すると、メラミンスポンジに入っていた空気が抜けて気泡が出るはずです。気泡が気になる時は、 蓋を外して洗濯のりか水を追加 してください。完成時には、蓋に接着剤を塗って固定します。
小さなビンに大きなミニチュアを詰め込んでしまうと、ビンを振った時のラメが舞い散る雰囲気が見えないことがあります。 ある程度大きなビンを選ぶか、中に入れるミニチュアを小さめにする ことによって、スノードームの中で舞うラメがきれいに見えます。
手作りでスノードームを作ると、 ビンの中の気泡はどうしても溜まります 。ギリギリに入れるとあふれてしまい汚れてるかもしれないと思ったら、あまり無理はしないようにしましょう。
スノードームは、 密閉されたものがあればどんな素材でも作る ことができます。小さいペットボトルもそのひとつです。子どもの工作をするには、ペットボトルで様々なスノードームを作ることができます。
ミニチュア玩具を入れなくても、100円ショップでは、ビーズなどのキラキラしたデコレーション素材がたくさんあります。作ったスノードームを太陽の光に当てると、 光が反射してステンドグラスのように きれいに見えますよ。
100円ショップに売っている プラバンをスノードームのミニチュア のように飾ることもできます。プラバンに好きな絵やキャラクターを書いて蓋に固定すれば、オリジナルあふれたスノードームが作れます。
さらにビンにリボンをつけたり、シールを貼っても可愛らしくなります。 蓋をマスキングテープ などで貼ったりすれば、シンプルなビンも華やかになること間違いなしです。
旅行に行ったときに、拾った貝殻や木の実など自然の素材もスノードームの中に閉じ込めておくことができます。自然の素材は劣化するかもしれませんが、 精製水などを使えば長く保つ ことができるでしょう。
夏なら貝殻、秋だとどんぐりなど、お金をかけなくても素敵な素材が自然にはたくさんあふれています。採取した日にちをビンに書き記しておくなど、 季節や思い出をスノードーム で楽しんでください。
スノードームと言えば、クリスマスの季節に雪が降った景色を楽しむ雑貨として売られていました。しかし今では、 季節関係なく個性的なスノードーム が世界中にたくさんあります。サイズも様々で、芸術的な大きな作品も存在しているほどです。
今では、自分で作れる手軽さもあるスノードーム。家で余っているビーズやリボンを使ったり、 思い出の場所で拾った自然の素材 を使ってマイスノードームも簡単に作れてしまいます。
自分の好きなものをぎゅっと詰め込みたいと思ったときは、ぜひスノードームの中に詰め込んで、 いつも眺めていられるような場所 に飾ってくださいね!
余暇プランナー
フリーランスWebライターのsorayouです。カフェや雑貨店を渡り歩き、気になったハンドメイド作品があれば自分流で日々挑戦しています。最近は、プチプラだけど高見えするハンドメイドを模索中。休みの日には、子供たちと家にある素材をひっくり返して工作しています。色々な作品に触れていく中、新しい発見があれば、ぜひみなさんと共有していきたいです!
【ハンドメイド】アレンジいろいろ♪ 100円ショップ商品でスノードームを作ろう!