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レコード同様、本はクラフトでありカルチャーだ! ベストセラーやハウトゥ本ばかりメジャーを揃えている大型書店チェーンにはなく、地域に根ざした独立系書店が気になる!
日本の全国各地域に今、独立系書店が続々増えています。東京下町、曳舟でも昔ながらの老舗銭湯が独立系書店を開業。どういう書店か早速チェック! 京成押上線「京成曳舟駅」から徒歩10分ほどの場所オープンした独立系書店、その名は「kamos(カモス)」。「知らない誰かと生きる」をテーマにした書籍を中心に取り扱い。共生社会に向けた新しい文化発信の拠点を目指すのだとか。
実はこの書店、運営するのは何と銭湯屋さん。書店から徒歩5分の場所にある銭湯「電気湯」が新業態として地域に根ざした独立系書店を開店。ちなみに電気湯は大正11年創業の超老舗銭湯。創業以来、地元住民の憩いの場として、慕われ続けています。
「kamos」では、「知らない誰かと生きる」というテーマと、その関連分野の厳選書籍を独自に取り揃え。さらに、専門家と協働する書籍販売サービスも展開。書籍を販売するだけに留まらず、オンラインも含めた様々な活動を展開。ちなみに店名の「kamos」は、「知らない誰かと生きる」ことを醸造する場所として、「醸す」=「Kamos」と命名。
書店を運営する「電気湯」は、もちろん今後もサスティナブルに銭湯として引き続き営業。熱風呂やサウナを完備し、毎週日曜は朝8時~昼12時の朝風呂も実施! ちなみに「電気湯」という名称ですが、電気風呂はありません。
銭湯でお風呂に入った後は、独立系書店でレアな本探し。墨田区ならではの下町感もいい感じ。気になる人はぜひ足を運んでみてくださいね。
【スポット情報】
「kamos」
東京都墨田区京島3-48-1
月曜・水曜・日曜の週3日間、15時~21時で営業。