銀座の一等地に畳屋さんがオープン。どんな畳を取り扱うのか。気になる店内をチェック!

日本の家屋といえば畳を使った和室があって当たり前…というのは過去の話。最近は和室のない住居がスタンダード。畳を見かける機会はめっきり減りました。そんな中、畳文化を後世に伝えようと、畳専門メーカーが銀座に店舗をオープン。

その場所はなんと東京の銀座。大型商業施設や高級ブランド店が立ち並ぶ銀座で、畳専門店は異彩を放ちます。そのお店の名前は「久保木畳東京」。福島県須賀川市で280年続く老舗畳店が、畳文化を国内外へ発信する目的で銀座に出店。売り場面積は4坪の小ささですが、店内には至るところにいっぱいに「畳」商品が満載。店を入った瞬間から、畳のいい香りに全身が包み込まれます。足元にはもちろん畳が敷かれ、素足で畳を感じてもらうために、店内は靴を脱いで上がるスタイル。

畳が敷かれた店内の様子。

実際に畳に触れたりできるように、壁には畳をそのまま展。もちろん販売も! 銀座のこのお店には、日本文化大好きな外国人観光客が畳を注文しにやって来ます。注文があったら、福島にある畳工場から畳を直接海外に送ってくれます。

壁には畳のサンプルを展示。一畳3万3000円、半畳2万2000円(共に税込)で販売。
大きな暖簾がシンボルの店構え。

さらに店内では、畳で作った小物も販売。畳のコースターや畳のランチョンマットなど、和を感じさせる小物を揃います。ちなみに畳コースターを自分の手で作るワークショップも開催中。30分くらいの所要時間でオリジナルの畳コースターができます。

畳コースター(1枚2750円税込~)。
畳ランチョンマット(1万1000円税込)。
畳コースターを作るワークショップ(所要時間30分で料金は3000円税込)。

畳の香りや温もりを感じたい人は、ぜひ銀座の店舗まで足を運んでみて!

【お店情報】
「久保木畳東京」
東京都中央区銀座2-11-18
11時~18時
月曜・火曜・水曜定休

情報提供元: アーバンライフメトロ
記事名:「 懐かしい⁉ 入った瞬間、畳のいい香りに全身包み込まれて…五感に訴えかける、日本の畳文化の発信拠点が銀座にオープン!