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いよいよこれからドローンショーが始まるわけですけれども、今回は“DIG SHIBUYA”という昨年から渋谷で始まった、テクノロジーとアートを掛け合わせたイベントの一環という形になっています。渋谷に集う仲間とですね、渋谷でいろんな人が交じり合い、語り合い、調和し合って新しい価値・文化を発信していく。そんな流れの中でDIG SHIBUYAが誕生し、今年いよいよこの代々木公園の上で、ドローンが飛びます。」
とコメント。
ドローン飛行のために様々なハードルがあったそうですが、多くの方々の協力のもと実現に至ったと語りました。
デジタルガレージ 代表取締役兼社⻑ 執行役員グループCEOの林郁さんからは、
「去年の春頃に区長からですね、アートとテクノロジーのDIG SHIBUYが2年目で、文化庁も参加することになったため、“どうやったら世界に誇れるようになイベントに成長できるか?”というご相談をいただきました。やっぱり音楽と日本的なキャラクターを掛け合わせ、アメリカで開催されているサウス・バイ・サウスウエストのようなイベントの日本版をきちっと作って形にしていくためには、やっぱりシンボリックなイベントを1つやった方がいいんじゃないかと。」
と開催の経緯を説明したほか、本イベントに協力した方々の紹介を行いました。
写真左から、デジタルガレージ 林郁さん、コラボアーティストの小室哲哉さん、日向大介さん、James Bigtwinさん
左から、佐々木孔明さん、潤間大仁さん
開催当日は今年一番の大寒波が到来していたことで悪天候も懸念されていた中で、ギリギリまで開催可能か判断を実施。結果として、無事定刻通り開催できることに。
エグゼクティブショーディレクターを務めた、株式会社ヒロヨシウルマ 演出家の潤間大仁さんは、
「ドローンの今できる全ての表現力を結集したような作品。今回はエンターテインメント性の追求だけでなく、音楽とのコラボレーションやたくさんのアート作品も入っております。そういった意味でも、新しいドローンショーとなるのではないかなと思っております。」
とコメントしました。
会場周辺では多くの見物客が足を止めてドローンショー開始を待つ中、いよいよドローンショーが開幕。
ショーが開始されると、撮影会場や周辺からは歓声が上がります。
渋谷スクランブル交差点をイメージした風景が登場するも、すぐに別のシーンに切り替わっていきます。
渋谷駅前から見えるビル群や、巨大な墨龍などが次々と登場。墨龍の周りには稲妻が起こり、思わず見入ってしまうほどの迫力に圧倒されました。
UFOや時空を超えて未来からやってきたデジタルドッグ・28代目忠犬ハチ公DiGi8(デジハチ)の立体姿も登場。
その後は小室さんが生演奏する、自身のユニット・TM NETWORKの名曲「Get Wild」が流れ出し、盛り上がりは最高潮に。
ペンギン登場のシーンでは「渋谷から未来を切り開け」といったメッセージが現れるなど、凝った演出と楽曲で怒涛のラストスパート。
2億年前という遥か昔に地球の大陸が1つだったころの姿で、今回のショーのコンセプトでもある「パンゲア」へと変わっていくシーンを描きフィナーレを演出。
渋谷とパンゲアを重ね、未来の都市文化とテクノロジーの可能性を描き出したドローンショーに、会場からは大きな拍手と歓声が起こりました。
新しい渋谷の始まりとなった本ドローンショー。
テクノロジーとアートを掛け合わせた最新カルチャーを体験できる「DIG SHIBUYA 2025」は2月11日まで開催されているので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
DIG SHIBUYA 2025:https://digshibuya.com/
ドローンショー特設サイト:https://www.garage.co.jp/droneshow2025/