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サーモグラフィ撮影の結果、制汗剤を塗布した足の方が汗を抑えられ、それに伴って足の冷えが抑えられていることが分かりした。
秋冬の外出時は暖かい衣服を身につける一方で、室内は暖房設備が普及しており秋冬でも汗をかきやすい環境。
冷えに悩むことが多い女性の中でも、長時間靴を履き続ける働く女性は靴の中で汗がこもりやすく、結果として汗による冷えによって辛い“冷え足”を招いている可能性が高いことも明らかになりました。
そこで大切になってくるのが、足の汗ケアです。
この調査結果からも分かる通り、寒い季節の“冷え足”の原因として侮れないのが「汗」。
足の裏は、背中や胸の約5〜10倍もの汗腺があり、1日にコップ約1杯分もの汗をかくとも言われる部位。
汗は蒸発する際に気化熱により体温を下げる機能があるため、汗をそのままにしておくと冷えて暖まりにくくなってしまいます。
加えて、秋冬は「ブーツ」や「厚手の靴下+スニーカー」といった密閉度の高い靴を履くことが多くなる時期でもあり、足汗が蒸発しづらいことにも注意が必要。
また、足汗をかく事でニオイやムレが気になってしまい、それがストレスとなることでさらに発汗してしまい、結果的に“冷え足”に繋がってしまうということも。
冷えは「万病の元」と言われるように、免疫力の低下や様々な不調にも繋がるため、寒い季節を元気に乗り切るためにも足汗ケアは欠かせません。
制汗剤を使用するならば、古代から天然の消臭剤として人々に愛用されてきた「ミョウバン」由来の製品を選びましょう。
「ミョウバン」にはニオイの元となる雑菌の繁殖を抑制する効果と、毛穴を引き締めて汗を抑える効果も。使用の際は、制汗剤は外出前にしっかりと塗布するのがおすすめです。
足の裏は足の甲の3倍の汗をかくため、指だけではなく足の裏にもしっかりと制汗剤を塗る事が大切。
制汗剤を塗布することで安心感が得られ、精神的な要因の発汗抑制効果も期待できます。
また、自分の足のサイズに合わない靴やフィット感が悪い靴を履くと、靴の中で足が緊張することになって汗が余計に出やすくなることも。
しっかりと自分の足に合った靴を選ぶことが、冷え予防にも繋がってくるのです。
通気性の良い天然素材の靴を選んだり吸汗性のあるインソールを活用したりするのも重要ですが、帰宅後は靴を乾燥させるなど、靴内に湿気がこもらないようにすることが大切。
ブーツやスニーカーだけでなく、パンプスを脱いだ後も専用の乾燥剤を使用し、気になるときにはドライヤーをかけるなど、足だけでなく靴側の足汗対策も有効です。
今回ご紹介したように、冷え足は足にかいた汗が原因となってしまっていることも。
特に働く女性の方は「朝制汗剤を塗布すること」「自分に合った靴を履くこと」を習慣化し、足汗対策を心がけましょう。