株式会社FOLIO(以下FOLIO)は「Keep Innovating The Financial Industry」を企業理念として掲げ、技術と創造で“未来の金融”の礎となることを目的としている企業です。

FOLIOは金融サービスの一つとして、AIの未来予測によっての資産形成を自身にあった形で提案してくれるAI投資サービス『ROBOPRO』を展開。

今回『ROBOPRO』の商品説明会へ伺ってきました。

 

AI投資サービス『ROBOPRO』

株式会社FOLIO 執行役員 西村彬宏氏(写真左)、グロース部長 山口和晃氏(写真右)のお二方によって商品のご紹介がありました。

『ROBOPRO』は2020年1月からAlpacaTech株式会社と共同で開発・運用しているサービス。

本説明会の開催経緯について、

「ロボアドバイザーのサービスである『ROBOPRO』は、2024年7月8月の株式市場の大きな下落において、ユニークな投資配分に変更して局面を切り抜けたという実績を持っています。どういうものに投資を分配していこうかと来年の投資に向けて考えていくこのタイミングで多くの方の参考にしてもらいたい」

と話しました。

 

ROBOPROと他商品ロボアドバイザーの違い

ROBOPROは最大8種類のグローバル資産(米国上場のETF)に自動で分散投資をするロボアドバイザー。

ROBOPROが独自に持っている特長として、AIで相場を先読みし、その予測に基づいてダイナミックなリバランスをすることが他社との違いであるとし、

「この独自の仕組みによって効率的にパフォーマンスを追求できる。」

と説明。

一般的なロボアドバイザーだと、株式に投資してある程度のリスクを取りながらリターンを得る選択や、相場変動のリスクを取らない選択など、複数の運用コースから一つのコースを選択します。

ROBOPROでは一つのプランを用意し、今後の相場の予測プランに応じて様々なポートフォリオに変わるといった他の商品とは違う特長があります。

こちらが一か月ごとのポートフォリオの変化と推移。

一般的なロボアドバイザーでの投資配分と比べると、リバランスの推移は一目瞭然。

株式投資6割を保ったまま微調整で配分を行っていくのが一般的なロボアドバイザーとなっていますが、ROBOPROでは一か月ごとのタイミングによっては米国株式が全く入っていないというダイナミックなリバランスを見せ、不動産投資にしても相場予測に基づき推移の変化が見受けられます。

「米国株式をゼロとするリバランスというのは多くの投資家がなかなかできないところでもあるのですが、ROBOPROではそのような大胆なリバランスの提案もできるところが大きな特長となっています。」

と紹介。

 

ROBOPROの運用プロセス

ROBOPROでは40種類以上のマーケットデータから約1,000種類の特徴量※を作成し、相場の予測に役立つものを自動的に抽出することで今後の期待リターンを予測。
※特徴量=人工知能に学習させようとするデータセットの特徴を定量的に表現したもの

40種類以上の予測データの資料を分析し、直近の値動きから期待リターンの予測を出しています。

ROBOPROでのリターン実績についても、約4年7か月で+88.35%と一般的なロボアドバイザーよりも約17%も高いリターン実績の結果があるそう。

さらに2024年7月10日以降の株式市場の下落の局面にてROBOPROのパフォーマンスを提示。

ROBOPROは下落の幅を一番抑制しており、最大でも−7%に止め、最終的には−2%まで回復しました。

他の商品と差がついた理由については、7月8月の投資配分をグラフで説明。

7月は不動産が47%で他に金と債券、8月も大きな割合を占めているのが不動産と金。

その結果の値動きとして、7月から8月に一番上昇していたのが不動産、次いで金という結果となっています。

為替の影響で落ち込んではいたのですが、ROBOPROの予測によりそれぞれの資産の価値が上昇したことが下落を回避できた要因とのこと。

それでは、なぜこのような予測をできていたのか。

「それには米国株式の好調で値上がりし続けており、不動産は値下がりした状態が続いていました。それをAIが的確に相場を予測し、下落を回避できたのではないかと考えています。」

と言及。

さらにはコロナショック時にもROBOPROでは債券の比率を大きく増やしたことにより下落を抑えることができたのだそう。

そして相場回復に向けて徐々に不動産や株式の割合を増やし、しっかりリターンもとっていくことができたのだと話します。

2022年1月の米国株式の下落の際には、その前年に好調であったことから米国株式に投資しておけばいいというコンセンサスがあったそうですが、直前の2021年12月のタイミングで米国株式をゼロにするという投資配分にすることで下落局面を乗り切ることもできたのだそう。

この年も年間を通して資産運用が難しい年ではあったのですが、ROBOPROはプラスの着地に成功しました。

このように、あらゆる金融市場の波を乗り越えてきたROBOPROは様々な年代の方々に利用されており、その中でも30代〜50代の利用者が約8割となっています。

30代〜50代は資産運用や投資に強い関心を持っている年代であり、さらにROBOPROの利用者の多くは投資経験者が多いのだそう。

投資について知識のある方もAIにお任せして投資を行うことで、継続しやすくなっているようです。

そしてサービスリリースから約4年半が経過し、1年以上継続している方はほぼ100%がプラスになっているという結果に。

私自身は資産運用や投資についての知識はあまりないのですが、AI投資サービスROBOPROを利用して、まずは自動で始めてみたいなと思いました。

是非忙しいビジネスマンの方々や、これまでの一般的なロボアドバイザーから変えてみたいと思っている方も、ROBOPROで効率的に資産運用を行ってみてはいかがでしょうか。

 

サービス概要

ROBOPROは最低投資金額は10万円からとなっており、毎月の積立金額は1万円。

AIでの投資配分の変更は月に1回に加えて、予測が大きく変わるタイミングでは臨時でリバランスも可能。

運用手数料は年率1.1%。

企業URL:https://folio-sec.com/

情報提供元: TORSO JACK
記事名:「 株式会社FOLIOのAI投資サービス『ROBOPRO』が金融市場を予測する!