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ピジョンの「赤ちゃんを知る授業」は、先生が本授業を実施するための教材を日本全国の中学校に無料で提供しており、一部の学校には「出前授業」としてピジョン社員が学校に赴き授業を実施。
毎年度多くの応募があり、取り組みを開始した2021年9月から2024年3月までで合計約370校、約31,000名(うち出前授業は8校)の生徒へ授業を提供しているそう。
そして今年度も約150校での実施を予定しており、5月より授業を開始します。
「赤ちゃんを知る授業」では、まず自身が赤ちゃんだった頃の印象的な出来事やエピソードを思い返し、かつては自身も赤ちゃんだったことを生徒たちに認識させることで、赤ちゃんをより身近な存在として感じられるようになっています。
そして赤ちゃんは、様々な状態や環境で生まれてくるものの、全てかけがえのない存在であること、たくさんの人たちに支えられて成長することを知り、赤ちゃんが泣く意味やなぜよく寝るのか、といった行動の疑問や特徴を学びます。
そこで自分に出来ることを考えさせ、一過性の授業で終わらせるのではなく、社会の一員として生徒たちが主体的に出来ることを考え行動に移すきっかけを与えます。
また、一部の中学校ではピジョン社員が出向き出前授業を実施。
「赤ちゃん人形の抱っこ体験」「妊婦ジャケットを装着した妊婦体験」「ベビーカーの走行体験」等を行い、赤ちゃんと家族についてより深い学びの機会を提供しています。
本授業を受けた生徒へのアンケートによると、赤ちゃんに対する興味・関心があると答えた生徒の割合を授業の前後で比較すると、約17ポイント上昇。
授業を受けたほぼ全て(95.6%)の生徒が、赤ちゃんを育てるためには周りの人の協力が必要だと認識したことが分かりました。
また、「赤ちゃんを見かけたときに、あなたが赤ちゃんにできることがあると思いましたか?」という問いに対し、9割以上(90.1%)の生徒が自分にも出来ることがある」と答え、生徒自身にも出来る手助けがあると知るきっかけづくりとなったことが明らかに。
中学生という若い頃から子育ての大変さや手助けの必要性を学ぶことで、ピジョンは育児への理解を広めています。
生徒たちからは、
「子育ては大変だと改めて思った。私たちにも助けられる場面があると分かった。」
「この授業のことを活かしながら妊婦さんや子ども連れの方に接していきたい。」
「赤ちゃんの命は尊い。妊婦さんは頑張っている。」
といった声が寄せられ、子どもたちが赤ちゃんの特徴や子育てに奮闘する親たちの悩みを理解し、自身に出来る手助けを考えるきっかけとなっているようです。
全ての赤ちゃんがありのままに輝ける世界の創造を目指すピジョンについて、その活動・取り組みについて詳しく知りたい方は、公式サイト等をご参照ください。
ピジョン:https://www.pigeon.co.jp/