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「主な要因は、クラウドサービスの利用拡大です。AWSやマイクロソフトAzureのようなパブリッククラウドサービスに加え、クラウドサービスプロバイダーへの大規模データセンター設備のレンタルサービス(ホールセールコロケーション)の高成長が背景ですね。」
と説明。
クラウド・オンラインサービスの増加に伴い、データセンターの需要は上がり続けており、データセンターを利用する企業の増加にとどまらず、新たにデータセンター市場に参入する企業も増えてきているのだとか。
「私たちの強みは、AIソフトウェアやディープラーニングソフトウェアにおいて必要とされるGPUの計算力に特化したデータセンターを展開していること。単純にGPUだけを集めてそれをお客様に提供するだけでは、当然大手のデータセンター業者には太刀打ち出来ません。そのため、私たちは“計算力”の供給のみに特化したビジネスモデルを形成することで、独自のポジションを築いています。」
と、ブロックバリューは競合他社との差別化を図っているそうです。
ブロックバリューでは、AI・ブロックチェーン技術を駆使して自社で演算処理出力を高めることが出来るという、日本では類を見ないサービスを提供しています。
ブロックバリューの創業メンバーがメキシコやルワンダを訪れた際、その地域にいた靴も履けない子供たちの未来を「どう明るくするか?」という問いに対し、“知識を身につけること”だと思い至ったと話します。
「(その知識を身につけてもらうために)彼らに人工知能(AI)を使って“知識”をスマートフォンで届ければ、能力が上がる。そう感じたことから、AIを有効に活用すべきだと考えました。そのためには必ず計算力が必要となり、そのインフラが整わない限りはAIを使って知識を貧困国に届けることも難しいと考えています。」
と説明。
コンピュータに手足を与えたものがロボットだが、その計算力を人間の頭脳と同程度まで上げると“コンピュータが笑顔になる”、つまり「感情を理解出来るようになる」と考えているそう。
その実現のために、GPUを通して世界中の計算力を上げるべく活動しているのだとか。
今、世間を席巻する生成AIの開発分野では欧米が先行し、日本は遅れをとっているものの、「いずれ日本にもその波は来るだろう」という見解です。
「AI関連の開発には基盤となる大規模言語モデルに膨大なデータを学習させる必要があるため、“インフラとなるコンピューターがどれだけ大量のデータを処理出来るか”が開発能力を左右します。そのため、計算力の爆発的な需要に備えて私たちも規模を拡大していく予定です。」
と、今後訪れるであろうデータセンターの需要増加を睨んでいるとも説明しました。
今後のデータセンター市場は、生成AIが広まると共に成長を続けています。
データセンターにはまだまだ成長性や将来性もあり、ブロックバリューは継続して高精度なGPUの計算力に特化したデータセンターの展開、そしてさらなる規模拡大を行なっていくそう。
ブロックバリューの詳細については、同社のHPをご覧ください。
URL:https://blockvalue.co.jp/