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同ビル3階、三井物産都市開発のオフィスに隣接した約545㎡の広々とした空間に、カフェや無人コンビニ等が設置。
椅子やデスクのほか電源も完備し、ちょっとした作業や対面・オンラインでの打ち合わせにも使用することも出来るのだそう。同ビル入居者や来訪者をはじめ、周辺オフィスの方々・近くに立ち寄った方でも自由に利用することが可能なのだとか。
この度本ラウンジに設置してあるL字型カウンターに、工芸品4作品の展示を2024年5月31日まで開催中です。
今回本ラウンジにて展示された4つの工芸品はこちら。
●「脈脈と伝う」
アーティスト:百瀬玲亜さん
命あるものからインスピレーションを受け、独自の解釈によって生み出されてくるカタチ。漆の塗膜が持つ深い艶や肌触りなどの質感が魅力的に伝えられる形。草花を活けてその彩や力強さと移ろう儚さを慈しむように、空間を瑞々しく装飾して拡がっていく作品となっています。
●「青のかたちをつくる 2」
アーティスト:富永一真さん
白地に“富永ブルー”とも言われる青が、流動的に自在に絡んだ様子が美しい作品。
時に液体が僅かな時間に自然に拡散するように、時に生命体が歳月をかけて形成する何かしらの骨格のように。富永さんの技と感性によって生み出される変化自在なカタチを表現しています。
●「Aile」
アーティスト:山岸青矢さん
2016、18年に現代美術展にて最高賞の受賞をはじめ、2021年には日本現代工芸展で本会員賞を受賞した新進気鋭のアーティスト。工芸と建築の融合をテーマに、白磁の立体造形を制作しています。
●「湯のこもるカタチ」
アーティスト:坂井直樹さん
計算され尽くした坂井さん特有の、シンプルでモダンなラインは国内外で絶大な人気を博しています。
サビを自在に操るその表面加工と洗練された意匠など、坂井さんの創作活動は茶器から建築までの広範囲に及ぶことも。
国立工芸館・金沢21世紀美術館・ドイツベルリンフンボルトフォーラムなどに作品が所蔵されています。
多様な人が出会い新しい何かを生み出す場であるラウンジコンセプトを潜在的に表現している展示。
担当者である、三井物産都市開発株式会社 ビル事業本部 ビル事業第二部の渡部大輝さんにお話を伺いました。
そもそものラウンジのテーマが「気軽に立ち寄れる」というところもあって、このラウンジから様々なコミュニケーションが生まれたり未来が開かれる場所にしたかったのだと語る渡部さん。
空間全体をギャラリースペースに見立てセレクトした昨年に対し、場所を絞ったことで展示作品の設置等にも気をつけたそう。
「今年はL字のスペースに限った展示となっていますので、この場で交流するであろう多彩な人たちにフォーカスしている点が前回と比べて、明確に進化している部分です。一目見て作品の良さや迫力が来場した方に伝わるように展示するという点が前回に比べて難しい部分ではありましたね。」
と説明。
「常に新しい表現を模索しつつ創作活動を行なっている若手の実力派作家というところを選定しまして、その4作品が並ぶことで生まれるハーモニーだったり、広がりという部分がこの作品を選んだきっかけです。」
と作品選定について教えてくれました。
実際に訪れている方は、立地的にビジネス街ということもあってビジネスマンの方が殆どだそう。しかし、渡部さんは色々な理由・目的で利用して欲しいと話します。
「打ち合わせやちょっとした作業なども、Wi-Fi・電源などを揃えており気軽にしてもらうことが出来ます。工芸作品が置いてあることでインスピレーションに寄与したり、新しい交流が出来る場としてもぜひ利用して頂きたいと思います。」
と、積極的に利用して欲しいと説明しました。
開催場所:日比谷セントラルビル3階(東京都港区西新橋1-2-9)日比谷セントラル ザ ラウンジ内
開催日程:2023年11月25日〜 2024年5月31日
開催時間:9時〜19時
アクセス方法:
都営三田線「内幸町」駅徒歩1分
JR「新橋」駅徒歩7分
東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩5分
東京メトロ千代田線・日比谷線・
丸ノ内線「霞ヶ関」駅徒歩6分
ちょっとした次の予定までの空いた時間を、気軽に利用できる電源・Wi-Fiが備わり気軽に利用出来るラウンジというのは、忙しいビジネスマンにとっては本当にありがたいもの。
もし日比谷セントラルビルの近くに立ち寄った際には、ぜひ本ラウンジに足を運んでみてください。そして展示されている工芸作品や暑まる人と出会うことで、新しい何かが生まれるかもしれません。
詳細について知りたい方は、公式HPをご確認ください。
公式HP:https://www.hibiya-central.com/the-lounge/