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アディーレ法律事務所により6年前に、このアディーレ未来創造基金を寄付によって設立。
そしてアディーレ未来創造基金は九州北部豪雨などの被災地支援、東京オリンピックに向けたスポーツ団体への助成金など幅広く活動されています。
アディーレ法律事務所の鈴木淳巳さんからのご挨拶では、自身もつい数年前まで奨学金の返済を行っていたと振り返ります。
「お金がないという悩みが人の心にもたらす問題は、私自身も法律相談等を通じて深く感じており、“何もしない”からの開放というのをモットーに行っている」と理念についても話されました。
未来のある若者の金銭面での心配を払拭して、夢の実現に動く手助けをしたい。
「未来をお金のことで諦めて欲しくない」という思いから発足したと語られました。
田村淳さん・貴島明日香さん・白本彩奈さんによるトークセッションでは、奨学金への様々な視点での意見や思いを伺うことができました。
貴島さんは兄と妹が奨学金制度を利用し進学したそうで「このような支援プロジェクトがあるのはとても大切。」と話し、
それでも5人兄妹である貴島さんには学費のために進学を諦めた妹がいることを最近知り、悔しかったと胸中を明かしました。
田村さんは奨学金について「本来は給付型がもっと広まればいいなと思うのですが、現状はそこまでの予算が国からも出せていないっていうところは問題だなと思う。」と提起。
社会に出て行く前に既に借金ができてしまい、それによって「夢とか希望が自分の思い通りに進められないのではないか。」と危惧されていました。
女優で現在大学1年生でもある白本さんは「奨学金の返済が負担になっている友人もいる。」と明かし、このプロジェクトのイメージキャラクターを務めていることから、対象となる方たちの助けになりたいと思いを宣言。
そしてご自身も学費に追われている毎日だと吐露されました。
3人に1人が奨学金によって何らかの夢を諦めているという実態と、奨学金の返済を重荷に感じている人が80%というのが今の現実。
80%という数字が表すように、白本さんだけでなく多くの若者が学費に追われたり、卒業しても奨学金の返済に苦しんでいます。
この現状を打開するために発足されたアディーレ未来創造基金『#奨学金返済支援プロジェクト』。
最後にご登壇されたお三方から力強いメッセージで締めくくられました。
「借金を自分の夢を語ることで支援してもらえるというのを、このプロジェクトだけじゃなく様々な企業の方がこういう若者支援を始めるきっかけを作ってるのかなと思う。すごく応援したい。」と田村さん。
貴島さんも「若者たちの第一歩と、後押しを訴求するプロジェクトの記者会見に登壇することができて本当に光栄でした。」と若い方々とこのプロジェクトへのエールを送りました。
白本さんは「今後大活躍するプロジェクトだと思っていて、そんなイメージキャラクターを務めることができてとても光栄でしたし、一生懸命大学生として、そして女優としてこのプロジェクトを広めていきたい。」と意気込みを語ってくれました。
【助成対象】2024年3月31日時点で満19歳~満34歳の方で貸与型奨学金の受給者 現在返済残額があり、2024年3月末時点で返済義務を有する方
【金額】2024年3月31日時点の残額を全額支援
【応募期間】2023年10月10日14時~2023年12月10日23時59分
【発表時期】2023年12月末を予定
【助成時期】2024年3月の予定
【応募方法】プロジェクト公式WEBサイト内の「エントリーフォーム」より応募。動画もしくはPDFにて、夢をテーマにしたレポートを提出
【審査方法】外部の審査員協力のもと、アディーレ未来創造基金にて助成対象者を決定