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この新しい加湿器の発売に合わせ、メディア向けに製品発表会が都内で開催。現地で製品の仕様や機能について紹介頂き、実際に体験させて頂きました。
紫外線は太陽の光の中でも波長が短く、最もエネルギーが高い光。波長が短い程肌などに影響を与える紫外線ですが、その中でもさらに波長によって「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類に分けられます。
この中でしわやたるみといった肌に影響を与えるものとして、一般的にイメージされている紫外線は「UV-A」。
UV-Bは日焼けの際に肌が真っ赤に焼けてしまったり、水膨れが出来るなどのサンバーンの原因となっているほか、皮膚がん・白内障・免疫の低下などを引き起こすと言われている恐ろしい太陽光。
ではその上である「UV-C」はどのようなものなのかというと、“深紫外線”とも呼ばれている太陽光のことを指しています。
深紫外線ことUV-Cは紫外線の中で最も波長が短く、生体に対して非常に強い破壊性を保有しています。皮膚がんになりやすくなるだけでなく、短時間浴びるだけでもDNAが破壊され遺伝子がボロボロになるという、UV-Bを超える恐ろしい性質があるのだとか。
基本的には人体に有害なUV-CやX線・ガンマ線等はオゾン層に吸収され、地表に届くことはありません。
最近ではこのUV-Cは除菌装置などに活用されているのだそう。
SANKAはこのUV-Cの活用を独自に模索・研究し、業界初となるW除菌効果を持たせたUVスチーム機能を搭載する「UVスチーム式加湿器」シリーズを新たに発売しました。
これまでにもUV-C照射による除菌機能を搭載した加湿器は他メーカーからも発売されていますが、それらはタンク内の水にUV-Cを当て、除菌した水を煮沸・スチーム化して空気中に出しているもの。
しかしSANKAが発売するUVスチーム加湿器シリーズは、放出前のスチームにUV-Cを当てることで、水の粒子を超微細化するという仕組みとなっています。
SANKA 家電製造課 課長の笠原裕二さんは、
「超微細化した水の粒子は乱反射してスチームが見えやすくなっています。水分の粒が細かいため空気に溶け込みやすく、湿度をより素早く届けることが出来ます。UV-Cモードをつけたスチームは目にはっきり見える程になりますが、これは出力が変わっているわけではないんです。」
と説明してくれました。
「水の粒が細かく、スチームに触って頂けるとべっしゃりしていないことが実感出来るかと思います。例えばスチーム美顔器等で水の粒子を高電圧で細かく砕いて届ける方式があります。方式は違いますが、同じように水分の粒を細かく砕いたスチームを放出するというところでは、ある意味近い部分があるものとなっています。」
と話してくれました。
「構造にもこだわって製造しており、スチームにUV-Cを当て効果的にUVスチームへするために、最適な形を導き出すための研究を重ねてきました。この構造については特許を申請させて頂いております。」
と、内部構造にも非常にこだわって研究・製造された加湿器であると説明。
水を煮沸し発生したスチームによる除菌、さらにUV-CによるW除菌、そして超微細化したスチームによるスピーディーな加湿。これらが揃ったSANKAのUVスチーム加湿器シリーズは、9月8日より家電量販店やAmazonなどのオンラインストアにて順次発売を開始しています。
今回紹介したUV-Cスチーム機能を搭載したモデルのほか、UV-C除菌機能を排して価格を下げたモデルも発売。
それぞれタイプは3種類で、サーキュレーター付きで和室13.5畳・洋室22畳と事務所などの広いフロア向けの「サーキュレーター付きUVパワースチーム式加湿器」、一般家庭向けの「UVスチーム加湿器」、デスクやテーブルの上などに置ける「パーソナルUVスチーム式加湿器」の3タイプが発売中です。
●サーキュレーター付UVパワースチーム式加湿器:35,000円
●UVスチーム式加湿器:22,000円
●パーソナルUVスチーム式加湿器:17,000円
※価格は「市場想定価格」
●サーキュレーター付パワースチーム式加湿器:30,000円
●スチーム式加湿器:20,000円
●パーソナルスチーム式加湿器:15,000円
※価格は「市場想定価格」
発売日:2023年9月8日より順次
価格:オープン価格
業界初となる「スチームにUV-Cを照射して水蒸気の粒子を超微細化」させる、W除菌機能を搭載したUVスチーム加湿器シリーズ。
乾燥や健康が気になる方はもちろん、赤ちゃんや年配の方がいる家庭にもぴったりです。興味がある方はSANKAの公式サイト等から製品詳細をご参照ください。
URL:http://www.sanka.ne.jp