渋谷ファッションウイーク実行委員会は、渋谷の街から春・秋の年2回ファッションを発信するイベント「渋谷ファッションウイーク」にて、「SHIBUYA RUNWAY “THE INCUBATION”」を渋谷ヒカリエ ヒカリエホールAにて開催しました。

 

渋谷ファッションウイーク「SHIBUYA RUNWAY “THE INCUBATION”」を開催

 

渋谷ファッションウイークとは

渋谷ファッションウイークは、渋谷という街を世界に開かれた観光拠点にしていく“国際文化観光都市・渋谷”構想のもと、2014年3月に初開催。

以降は毎年春と秋の2回開催し、2023年春で19回目を迎えるファッションイベントです。

これまで渋谷駅周辺の大型商業施設が中心となり、施設との垣根を超えて多彩なパートナーと共に渋谷ならではのカルチャー発信を展開してきました。

 

ランウェイショー「SHIBUYA RUNWAY “THE INCUBATION”」開催

渋谷ファッションウイークのハイライトとなっている「SHIBUYA RUNWAY」では、渋谷のユニークヴェニュー(特別感や地域特性を演出出来る会場)でランウェイショーを実施し、ファッションの街・渋谷を盛り上げてきました。

2021年春は世界初となる渋谷スクランブル交差点で、そして2022年春は進化を続ける渋谷の開発現場でランウェイショーを行い、オンライン配信も実施。

2022年秋は3年ぶりに渋谷文化村通りで路上ランウェイショーを開催し、渋谷の多様なファッションを発信しています。

2023年春は、偉大な日本ブランドのコレクションを「未来を担う学生の多様な視点」で新たに紐解き、“ファッションの変遷として一望すること”をテーマに実施。

ファッションディレクターを務める山口壮大氏が主宰する有志学生ラボ「CULTURALLAB.」のディレクションのもと、今年100周年を迎える文化服装学院から特別に選抜された学生が作品を発表しました。

本ランウェイショーは渋谷ファッションウイークが参画する「TOKYO CREATIVE SALON 2023」の一環として開催。

会場では、多種多様な表現の衣装が観客を魅了しました。

演出面では、AIが過去に生み出されたファッションスタイル約10,000点を機械学習させ、時代毎に紐解いた未知のアーカイブスタイルとして生成。

学生が紐解いたスタイルと、映像の中で呼応する実験的なコレクションピースがショー全体を彩りました。

ランウェイショーに登場した衣装は3月21日〜3月27日までの期間限定で、西武渋谷店 B館1階にて展示、アーカイブ動画は3月31日から閲覧が可能となりますので、興味がある方はぜひご覧ください。

 

「渋谷らしく発信することに挑戦しました。」


※左から、大西賢治実行委員長、山口壮大ディレクター

ランウェイショー終了後、渋谷道玄坂商店街振興組合の理事長も務める渋谷ファッションウイーク実行委員会の大西賢治実行委員長は、

「ファッションカルチャーの年表を体感するかのようなランウェイショーを楽しんで頂けたら嬉しいです。渋谷は多様なファッションを包み込む街。そして、いつの時代もカルチャーを生み出し、発信してきました。ファッションを自由に楽しんで、渋谷の街に出て欲しいと思います。」

と話しています。

山口壮大ディレクターも、

「非常に挑戦的なショーでした。学生たちは全員エモーショナルに取り組んでくれて、時間の制約などがある中でも非常に頑張ってくれ、この日を迎えることが出来てホッとしています。
学生たちと一緒じゃないと、このタイミングでこういったショーは出来なかったなと思うので、一緒に挑めて良かったです。」

とコメントされました。

 

渋谷からファッションを発信する「渋谷ファッションウイーク」で開催されたランウェイショーは、大成功で幕を閉じました。

西武渋谷店にて3月27日までの期間限定でランウェイで使用された衣装が飾られているので、お近くに立ち寄った際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

公式サイト:www.shibuya-fw.com

情報提供元: TORSO JACK
記事名:「 「渋谷ファッションウイーク」ファッションの変遷を一望することをテーマにした「SHIBUYA RUNWAY」開催