寒い冬がようやく終わり、暖かな日が続いている春先の季節の変わり目の中で、体調が優れない方が増えています。

森永乳業は春先に感じる不調に関する意識と実態を明らかにするため、16歳〜65歳までの男女1,000人を対象とした「春先の不調に関する実態調査」を実施し、その調査結果を公開しました。

 

春先に起こる心身の不調「春ダル」の対策方法とは

冬から春に変わり、暖かい日々が続く季節の変わり目は、寒暖差や気圧変動により体調を崩しやすい時期でもあります。

しかし、「風邪を引いたわけでもないのに体がダルい」という経験は多くの方があるのではないでしょうか。

事実、森永乳業が行った調査によると、「春先の不調の有無」について聞いたところ、約60%もの方が「ある」「どちらかといえばある」と回答。

ハッキリ症状に出ていなくても、「ちょっと体がダルいな…。」「少し不調な感じがする。」といった感覚に陥っているようです。

 

実は春が1番体調不良になりやすい!?

「1年で心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだりしやすい時期」を聞いた質問では、3月と4月が最も「不調を感じる」と回答した方が多い結果になりました。

これは性別・年代別で見ても、ほぼ全ての層で同様の結果となったそう。

1年の流れで見ると、寒い12月や1月が心身の不調を感じやすい時期だというイメージでしたが、徐々に暖かくなることで寒暖差が激しくなるにつれ、より不調を感じるようになっていることが明らかに。

つまり、「春ダル」は多くの方が感じている不調だということが分かったのです。

 

春ダルの具体的な症状は「心身の疲れやだるさ」「やる気が出ない」が上位に

では、「春ダル」を感じる人には、どのような症状が出ているのでしょうか。

「具体的な不調の症状」について聞いた質問に対して、「心身の疲れやだるさ」が60.6%で最も多く、「やる気が出ない、気力がない」が56.1%で続く結果に。

また「何となく不調」と特定出来ない症状が31.8%あることも特徴的。

「気分が落ち込みやすい」「ネガティブな思考になる」という精神的な影響が出ていることも回答結果として出ており、「“頭が痛い”“肩が重い”といった具体的な症状が出てはいないが、何となく体調が悪い」という状態が多いことが分かりました。

 

女性の方が「春ダル」経験者は多い結果に!

この「春ダルを感じている人※1」を詳しく見ていくと、男女別では男性が54.0%、女性が66.8%と、女性が男性を12.8pt上回る結果に。
※1「ある」+「どちらかといえばある」と回答した人

また、大腸の健康状態別も見てみると、大腸に不調が「ある」と回答した人の春ダル割合は83.9%、「どちらかといえばある」人では80.0%と、大腸に不調を抱える人の春ダル率は顕著に高い結果となっています。

一方で「どちらかといえばない」人では56.8%、「ない」人では38.4%となり、大腸が健康な人ほど春ダルを感じていないことが分かりました。

 

「春ダル」対策をしない人は半数以上

「春ダル」を感じる人に「春先に心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだ時、何か対策をしますか。」という質問を実施。

その結果、「特に対策をしない」と答えた人が23.5%、「ほとんど対策をしない」と答えた人が29.1%で、合計すると「52.6%」と半数以上の人が対策をしていないと回答。

なお、対策をしている人が行っている取り組みについては、「睡眠を十分にとる」が73.4%で最も多く、「運動をする」が44.1%、「健康的な食事に気を付ける」が41.3%と続く結果となりました

 

「春ダル」対策として自律神経を整える秘訣は腸内環境だった

小林メディカルクリニック東京の院長を務める小林暁子先生は、「春ダル」の原因や対策についてこう話されています。

「3月、4月の春先は、四季の中でも特に自律神経が乱れやすい時期。自律神経の乱れは便秘をはじめ、不眠やイライラ、無気力など精神的不調に加え、頭痛・肩こり・慢性疲労などの肉体的な不調といった全身の不調にも繋がることが分かっています。」

とコメント。

小林先生によると、気温の寒暖差が環境の変化・花粉・天候等によるストレスなどによって起こる「自律神経の乱れ」が原因とのこと。続けて小林先生は、

「自律神経を整える方法は様々ありますが、自律神経に直接かつ間接的に影響する腸内環境を良好に保つことが土台になると考えられています。今回の調査結果はその関係性をよく表しているのではないでしょうか。」

と解説しています。

腸が便の排出を促す「ぜんどう運動」は、「交感神経」が優位な時には停滞し、「副交感神経」が優位な時には活発になるそうですが、緊張やストレスなどで自律神経が乱れてしまうとぜんどう運動のバランスが崩れて働きが低下。これによって下痢や便秘などの原因となってしまうのです。

緊張によってお腹が痛くなる方は、これが原因と言えます。

それとは逆に、腸内環境が良くなることで、副交感神経の働きも良くなって自律神経が整うことも近年の研究によって分かってきたそう。

つまり、「腸内環境を良好に保つことが、自律神経を整える土台」となっているのです。

腸内環境を常に整える方法としては、小林先生は「普段からビフィズス菌が入ったヨーグルトを取り入れる」ことが、実践しやすくおすすめとのこと。

これに加え、発酵食品や食物繊維もしっかり摂取することを忘れないようにすることが大切だと話されていました。

 

IKKOのTwitter生配信番組と森永乳業がコラボ!

美容家・タレントとして活躍されているIKKOさんが放送されている、Twitterの生配信番組「生IKKO」にて、森永乳業とのコラボ配信を3月17日20時より行うことが告知されました。

この配信のゲストには、お笑い芸人の「なすなかにし」さんと、アナウンサーの「山本舞衣子」さんが出演。

「春ダル」の対策法を探るべく、ビフィズス菌のスペシャリストである森永乳業の「古田雄一郎」さんが案内人となり、腸活やビフィズス菌をテーマにトークを繰り広げ、春ダル解消にぴったりな腸活を探っていく内容となっているそうです。

 

番組概要

●Twitter生配信番組『生IKKO』生IKKO×ビフィズス菌どんだけ〜スペシャル!

配信日:2023年3月17日 20時〜
出演者:IKKO、なすなかにし、山本舞衣子、古田雄一郎(森永乳業) ※敬称略
配信先:生IKKO 公式Twitter https://twitter.com/namaIKKO

 

森永乳業が調査した「春ダル」の実態調査の結果、実に半数以上の方が春ダルを経験していることが分かりました。

そして春ダルの大きな原因の1つと思われる「自律神経の乱れ」を整えるには、ビフィズス菌が入ったヨーグルトなどを普段から摂取することが簡単に出来る対策方法だそう。

春ダル対策に最適な腸活や、腸に良いビフィズス菌についてトークを行う「生IKKO×ビフィズス菌どんだけ〜スペシャル!」は、3月17日20時から「生IKKO公式Twitter」で放送となりますので、興味がある方はぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。

情報提供元: TORSO JACK
記事名:「 「春先のダルさ“春ダル”にご用心!」対策法を探る番組をIKKOと森永乳業がコラボし3月17日Twitterで生配信