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また「旅館・ホテル部門」では、東は鬼怒川温泉あさや(栃木県)が昨年度に続き首位の座を守り、西は神戸みなと温泉蓮(兵庫県)が2年連続で横綱に選ばれています。
今回から新設された旅館・ホテル部門 満足度ランキング「バリアフリー」では、白玉の湯 華鳳 別邸 越の里(新潟県)が1位に。
家族と過ごす時間を大切に出来る温泉施設がランキング入りする結果となっていたようです。
リモートワークにおすすめの温泉宿7選も発表。
仕事が出来るワークスペースを設けた施設をはじめ、リフレッシュ出来る温泉やアクティビティがある施設に票が集まる結果となりました。
温泉訪問回数については、前年は0回が30%と非常に高かったものの、本年の調査では0回が僅か3%と激減。
1〜2回訪れた人が49%まで増加しており、温泉を楽しむ人が回復したことが分かるデータも出ていました。
BIGLOBEで社会を前進させる情報発信を行っている「あしたメディア」では、YouTubeの生配信にて、今回の温泉大賞を深掘りする特番「第14回みんなで選ぶ温泉大賞 発表会」を放送しました。
MCには女性ラップデュオ「chelmico」のRachelさんと、映画解説者の中井圭さん。
ゲストには永井千晴さん・北出恭子さん・野添ちか子さんら温泉のエキスパートをはじめ、温泉が大好きなタレント・ラジオDJの三原勇希さん、株式会社arcaのCEOでクリエイティブディレクターの辻愛沙子さんも出演。
今回の番組では、温泉大賞の結果やエキスパートたちのおすすめの宿や、18歳から69歳までの1000人を対象に行った温泉に関する調査結果も紹介されています。
まず番組では、9日に発表された「第14回みんなで選ぶ温泉大賞」について振り返りを行うことに。
温泉地部門の東の横綱は14年連続で草津(群馬県)、そして西の横綱は7年連続で別府(大分県)という結果の印象を聞かれた永井さんは、東の横綱である草津について、
「もう草津には勝てないなと。温泉街や湯畑など、草津に行ったことがある人は他の温泉地では出会えない個性、迫力に虜になる気持ちが1票投じたくなるのもよくわかります。」
と、まさに温泉地の王者に相応しい評価であると話されました。
対して西の横綱の別府については北出さんから、
「自然環境も良いですし、滝湯に蒸湯に砂湯などいろんな入浴方法もありますし泉質も多彩と、文句なしの横綱だな思います。」
と横綱に選ばれたことに納得の様子。
野添さんも、
「歩ける温泉地が多いなという印象を受けました。やっぱり温泉街が賑わっているところっていうのは、いいお土産屋さんもありますし、美味しいものもたくさんありますし、本当に行って楽しい温泉地が多いです。」
と、東西どちらもランクインしている温泉地の特徴を分析されていました。
今回の配信に際して、「あしたメディア」で取った「18歳〜69歳までの1,000人」を対象としたアンケートの結果も紹介しました。
20歳未満層は「宿・部屋の美しさ」、20代層は「価格」が、そして30歳〜69歳の層でも同じく「価格」が最も重視される傾向にあるようです。
そんなデータの中で、出演者の方々が注目されたのはドライヤーやアメニティなどの「備品の充実」部分。
「ドライヤーの風量が弱くなかなか髪が乾かなくて辛い時がある」など、一度は経験があるような「あるある話」で盛り上がる場面もありました。
また近年賛否がSNSなどでも取り上げられる、温泉などの場面でのタトゥー問題など、社会課題についても調査。
タトゥーについては年齢によって価値観の違いが大きく感じられる結果が出ており、ファッションタトゥーなどはシールで隠せば入浴OKなど様々な対応がとられるようになってきていたり、対応する施設も増えて来ているという現在の事情もコメント。
辻さんからは、
「きっと昔の時代は反社会的勢力のイメージで線引きになっていて、今は全然違うので別の分け方が出て来ても良いかもしれないですね。」
と、移り変わる時代に則ったルール作りなどにも言及されていました。
温泉大賞のもう1つの主要部門である旅館・ホテル部門では、東は鬼怒川温泉あさや、西は神戸みなと温泉蓮が横綱に輝いたことについて、辻さんは「もう、最高でした」と、神戸みなと温泉蓮に足を運んだ経験から納得の一言。続けて、
「ご飯も美味しくて景色もきれい。トータルバランスが素晴らしく、ワーケーションにも良いですね。」
と感想を話されています。
今回の番組に出演された温泉エキスパートの3名は、自身のおすすめ温泉も紹介されました。
温泉のプロたちが「行ってみたい!」「うわー!」と感嘆し、メモに徹してしまう程の温泉宿となっています。
野添さんがおすすめする温泉が、岐阜県にある「ひらゆの森」。
「数年前からサウナの人気が凄いと思うのですが、温泉宿でも今時のサウナを導入するところが増えてきたなと思っていまして、今回紹介するのが岐阜県にある「ひらゆの森」という日帰り入浴施設です。」
こちらの入浴施設には貸切のバレルサウナが出来たそうで、
「ぬるめの硫黄の温泉が横についていて普通のサウナだと水風呂だと思うのですが、ここはサウナで体を温めて、雪の中の温泉にドボンと浸かる。温泉とサウナの相乗効果が凄いなと思いました。森の中なので景色も最高です。」
と、まさに自然との調和で整う体験が出来るスポットとなっています。
北出さんがおすすめする温泉は、青森県にあるランプの中で過ごすデジタルデトックスの出来る宿「青荷温泉」。
なんと携帯・スマホの電波が届かず圏外、さらに部屋の中にも充電コンセントなどもなく、完全にデジタルから離れることが出来る場所なのだとか。
「携帯電話はただの時計か懐中電灯替わり。もちろん客室にもテレビやコンセントなく、完全に電子機器とおさらば。総ヒバ造りの内湯や混浴露天風呂など湯巡りも楽しいです。」
と説明。温泉の写真が出た際には、思わず出演者からも声が漏れる程。
「お食事はご主人が津軽弁で面白おかしく説明してくれます。スマホがない分、自然に宿泊者同士での交流も生まれたりするのも魅力です。デジタルデトックスでき、五感が研ぎ澄まされた感覚になるので、クリエイターのような方々にもおすすめかもしれません。」
と、現代では中々出来ない「デジタルから解き放たれることが出来る空間」となっていると説明されました。
永井さんがおすすめされたのが、「湯河原温泉オーベルジュ」。
糸井さんが大好きだという温泉ブロガーの方も「絶対に無くなって欲しくない宿」として紹介する程で、糸井さん以外にも多くの方が存続を望まれている宿とのこと。
「東京からも近く、1泊2万円くらいから気楽に訪れることが出来ます。温泉も玄人好みで、ここの温泉の匂いが好きなら温泉オタクになれてしまう系の素敵な温泉が湧いています。」
「そして私が本当に好きなのが“パン”です。本当においしいんです!買って帰りたいくらいなのですが、ここでしか食べれない逸品です。」
と、訪れたら絶対にパンを食べて欲しいと紹介されました。
今回の生配信番組では、出演した温泉エキスパートの方々も大満足の様子。
温泉宿は探すのに労力が掛かるだけでなく、ネット上のレビューだけでなく「温泉に詳しい方のおすすめ情報」を聞きたいという方も多いはず。
三原さんは「プロフェッショナルの皆さんのご意見は凄く参考になるので、今日知ったお宿に行ってみようと思いました!」とコメントされました。
この生放送番組は、アーカイブ配信で視聴することが可能。今回紹介しきれなかった内容も含め、温泉に関する情報が盛りだくさんとなっています。
BIGLOBEが送る温泉大賞の結果発表と、それに伴った「あしたメディア」の生配信番組は、温泉のプロたちが話す「思わず行きたくなる温泉地情報」なども満載なので、興味がある方はぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。
あしたメディア:https://ashita.biglobe.co.jp/
温泉大賞ランキング結果特設ページ:https://travel.biglobe.ne.jp/onsen/award/