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ハリー杉山さんが進行を務める形で、イベントはスタート。
イベント開始前から高校生たちとコミュニケーションを積極的にとり、高校生たちの緊張をほぐし、笑顔で談笑されていました。
登壇した高校生たちは、それぞれの留学体験で得たものや経験したことなどを発表。
フリップに自身が得ることが出来たことについて書かれ、ハリー杉山さんも「自分が同じ年齢の時、こんな風に話せなかったですよ!」と感心されていました。
ハリー杉山さんからは様々なアドバイスも。
「amazing、fantastic、beautifulといった形容詞を10個くらいマスターしておければ、いざ(留学に)行った時に、感動を直接伝えることが出来る。」
といった、非常にためになる話も交えながらイベントは進行していきました。
小池都知事が登壇され、イベントは後半へ。
ここからは、各高校生たちが自身の留学経験から世界の現状と東京の未来について、「未来につながる、持続可能な社会への提案」を小池都知事へ直接プレゼンテーションします。
登壇した小池都知事は、ハリー杉山さんと代名詞のグータッチをするなど、積極的にコミュニケーションを取られていました。
「今日を楽しみにしてきました。皆さんから留学、そして海外を訪れた時のインパクトですとか、“こうしたら東京はもっと良くなるんじゃない?”というようなアイデアを頂ければと思います。」
とコメント。
6名によるプレゼンテーションでは、都会の住宅の屋上に太陽光発電のソーラーパネルを用意したり、水素ステーションを設けることによる「水素自動車の普及」など、これから取り組んでいかなければならない「持続可能な社会への取り組み」についての提案を行いました。
6名それぞれが留学先から得た知見を元に、具体的かつ説得力のあるプレゼンを行い、ハリー杉山さん・小池都知事も感心するほど。
それぞれの提案に、小池都知事は真剣に回答されています。
例えば「太陽光発電の応用について」の提案に対しては、最近東京都で新築住宅などに「太陽光発電の設備を設置することの義務化」する条例の採決が行われ、採択されたと説明。
「狭い屋根の住宅でも設置可能な小型軽量ソーラーのパネルの普及や、都内の住宅事情を(提案された吉田真悠さんは)しっかり分析されていましたが、それを踏まえながら取り組んでいくことにする。
そして“我が家は発電所”という目標に向けて、みんなで・東京都で工夫をしていくと、防災の時にも有効に使える。素晴らしい提案でした。」
とコメントされました。
提案内容は「グラフィックレコーディング」で視覚化されており、小池都知事も興味津々。
「可愛い!分かりやすい!」と感心した様子でした。
多文化共生推進事業レポートでは、3名の高校生が登壇。
ドバイ・アブダビで学んだことについて報告。現地の様子を写真や動画を交えながら、それぞれの体験を発表されていました。
【プレゼンテーション発表者】
※下段左より
田川 恵音(たがわ けいと)さん
田中 釉希 (たなか ゆうき)さん
角皆 茉莉花 (つのがい まりか)さん
※中段左より
吉田 真悠 (よしだ まゆ)さん
西尾 夏実 (にしお なつみ)さん
高谷 春菜 (たかや はるな)さん※苗字の「高」は本来は「はしごだか」
【多文化共生推進事業レポート発表者】
※上段左より
金子 凌 (かねこ りょう)さん
深川佐 保里香 (ふかがわ さおり)さん
牧野 翔和 (まきの とわ)さん
留学を経験した高校生からの提案は、全て具体的な内容を捉えたものとなっており、ハリー杉山さんと小池都知事も感心される程。
東京都では、実際に高校生が提案した「子供の外遊びについての啓発動画製作」に、4,000万円の予算を設けて実施した実績があるそう。
「もう一度、提案資料としてまとめて提出して頂ければ、東京都で出来ること、やらなければいけないことを吟味していきたいと思います。」と話され、実際にその提案が現実のものとなる可能性があることも説明されました。
留学について悩んでいたり、不安がある方だけでなく、「東京都をこんな風に変えていきたい
!」と関心を持たれている方は、ぜひ東京都の公式YouTubeチャンネルや特設サイトでアーカイブ配信もされているので、試聴してみてはいかがでしょうか。