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UCC ホールディングス株式会社 執行役員 CNBO(グループ最高ニュービジネス責任者)兼 ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社 代表取締役社長を務める柳原優樹氏は、
「欧米では5割〜8割がカプセルコーヒーとなり、中国でも半数がカプセルコーヒーを飲んでいる中で、日本ではまだまだ普及していない状態。少しずつカプセルコーヒーが普及していく中で、その台風の目となるのがドリップポッドです」
と説明。
事実、ドリップポッドを購入した方は、一般的な日本人の年間平均コーヒー飲用数の、約1.3倍ものコーヒーをドリップポッドで飲用しているというデータも出ているそうで、その味に絶対の自信を持たれていることが伺えました。
上述したリニューアルされるカプセルコーヒー8種類はもちろんのこと、2023年には現在の「UCCドリップポッド DP3」に続く新マシンを、ウェルカムグループと共同開発し登場予定ということも告知。
より日本国内でのカプセルコーヒーの需要拡大に注力していく方針であることを語られていました。
今回の発表会では、ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社 カプセルリニューアルプロジェクト担当者の進裕子氏と、UCC 上島珈琲株式会社 嗜好品マーケティング部に所属され、コーヒー鑑定士の資格を持つ赤石朋氏も登壇。
1年間ブラジルに滞在し、コーヒー鑑定士の資格を取得した赤石氏の体験談を交えながら、今回のリニューアルについてのこだわりや特徴などを語られていました。
長年ブラジルのコーヒーを大切にしてきていたUCCでは、今回「焙煎度合いによって異なるユニークな風味」に着目。
2種類のブラジル原料を使用したフルーティーな味わいの「鑑定士の誇り スペシャルブレンド」と、ブラジルとホンジュラスの原料を使用した「鑑定士の誇り リッチブレンド」の違いについても紹介されていました。
上述した2種のほか、今回から定番ラインナップに新しく加わった「ホンジュラス&コロンビア」の3種類を、来場したメディアも試飲させて頂けることに。
ホンジュラス&コロンビアは、ホンジュラス特有の洋梨のような風味と、ピーチのような余韻、そしてコロンビアらしいなめらかな口当たりを感じる味わいが特徴となっていました。
僅か約50秒程で、プロが淹れたかのような美味しいコーヒーを飲むことが出来るドリップポッド。一度飲んだら、もうレギュラーコーヒーには戻れないかもしれない魅力に溢れている、新たなコーヒー飲用の選択肢の1つとなることは間違いないでしょう。
未だ日本国内では主流となっているレギュラーコーヒーに代わり、欧米や中国をはじめとするコーヒー飲用大国でも急激に伸びているカプセルコーヒー。
カプセルコーヒーが日本国内でも主流となるのは、そう遠い未来ではないのかもしれません。
UCCでは、サステナブルなコーヒー調達についても注力しており、今回のリニューアルカプセルのうち4種類は、その条件に満たした豆を50%以上も使用しています。
今後も様々なイベントや場所で触れる機会を作るとも語られたドリップポッドの今後の展開に期待しましょう。
今回発表されたドリップポッドのリニューアルカプセルは、9月1日より販売開始となります。
「ドリップポッド」公式通販サイト:https://drip-pod.jp/