全身入浴が体に良いのは何となくわかるけれど、毎日忙しくて暇がなく、お湯をためて入浴するのが面倒…という時に効果的なのが、膝下だけお湯につかる「足湯」。足だけ温めると言っても、全身入浴と同じくらい体へのメリットがあり、短時間で手軽にできるため大変おすすめです。今回は、おうちで実践する際のポイントと都内にある足湯スポットをご紹介します。
足湯の効果と入浴のポイント
手軽に楽しめる足湯ですが、実際にはどんな効果があるのでしょうか。入浴のポイントともにみていきましょう。
ー足湯の効果ー
・血流循環の促進
心臓から遠い部分を温めることで血管が拡張し、冷えやむくみの改善に繋がります。
・発汗作用
体内のデトックスを促し新陳代謝がアップ。
・自律神経の調整
体の末端を温めることで副交感神経が働き、リラックスや安眠効果が高まります。
ーおうちでの入浴のポイントー
おうちで入浴する場合は深い洗面器などを用意するか、バスタブにお湯を張って膝から足先まで10~15分程度お湯につかりましょう。
適温は38~41℃、お好みでバスソルトや入浴剤などを入れると入浴効果を高めることができます。
ヨガをプラスして効果をさらにアップ!
足湯入浴の後、効果を全身に巡らせるためのおすすめのヨガポーズをご紹介します。深い呼吸を意識しながら行いましょう。
1.舟のポーズ(ナヴァーサナ)
両足を高くキープすることで末端の血流のポンプアップ作用を促進します。腹筋・背筋など体幹の引き締めにも効果があるため、体の中からじわじわと熱くなってくるはずです。
-ポーズの取り方-
1) 両膝を立てて座り、膝の裏に両手を添えます。
2) 体を後ろに倒しながら両足を床から持ち上げて膝を伸ばしていきます(少し曲げた状態でもOK)。この時、背中が丸まらないよう注意しましょう。
3) 添えていた両手を膝から離し、腹筋を意識しながらバランスを取ります。この状態で5~8呼吸キープしたらゆっくりと元の状態に戻ります。
2.座位の前屈(パッシモッタナーサナ)
足裏や背筋のストレッチとともに、温めた足先の血液を全身に巡らせます。目を閉じて呼吸を整えることで心に落ち着きをもたらしましょう。
-ポーズの取り方-
1) 背筋を良くした状態で両足を前に伸ばして座り、爪先を天井に向けて足裏、膝裏側の伸びを意識します。
2) 息を吸いながら背骨を伸ばし、吐きながら上半身を前方に倒していきます。この姿勢のまま5~8呼吸キープ。
3) 息を吸いながら上体をゆっくり起こして元の状態に戻ります。
カフェも一緒に楽しめる!都内のおすすめ足湯スポット
おうちでゆっくり足湯時間を過ごすのも良いですが、全国にはさまざまな足湯スポットがあり、たまには足湯を目当てにお出かけしてみるのも魅力の一つ。
今回は、都内でカフェなども同時に楽しめるおすすめスポットをご紹介します。
・HOGUREST 足湯カフェ(御徒町駅徒歩2分)
足湯コースにはタオルと1ドリンクがセットになるほか美容効果の高いオーガニックハーブティや酵素ドリンクメニューがあります。
・ほぐしや本舗RIRAKU 新宿靖国通り本店(新宿駅東口徒歩6分)
足湯だけのメニューと湯もみ(足か肩のマッサージ)がセットになったコースも選べます。足湯スペースは大きなガラス張りの窓となっていて、街を一望しながらゆったりと時間を過ごすことができます。
膝から足先をお湯につかるだけなのに全身入浴と同じくらいの効果がある足湯。お家でも手軽にできる入浴法なので、ヨガポーズとともにぜひ試してみてくださいね。
情報提供元: Tonoel