新年度がスタートし、新しい環境に慣れようと頑張ってきた皆さん。大型連休も終わり、ちょっと疲れやストレスが出てきた頃ではないでしょうか?一日の中でも多くの時間を過ごすオフィスは、リラックスして快適に働ける状況に整っていることが理想です。その中でも「人間関係」は大きな比重を占めるもの。良好で円滑な人間関係はモチベーションをアップさせ、仕事の効率を高めることにも繋がります。今回は、改めて快適なオフィス環境づくりにおける実践ポイントを見ていきましょう。


居心地の良いオフィス環境とは

居心地の良いオフィス環境を想像してみた時、どんなことが思い浮かぶでしょうか。一般的に共通するといわれるのが、「雰囲気が明るいこと」、「話しやすく、自分の意見を伝えやすいこと」、「人間関係が良好でコミュニケーションが円滑であること」です。



オフィスはあくまで仕事をする場所ではありますが、良い仕事を生み出すためには、根底に良好な人間関係と信頼が大切であるといえます。たくさんの人がいるのに雰囲気が暗く会話もない環境下では、頑張ろうという意欲も沸かず良い仕事も生まれにくいものですよね。

オフィス環境を良くするポイント

では実際に、オフィスを居心地の良い環境するための心掛けをご紹介します。小さな一歩でも自分から積極的に実践してみることが大切です。

①積極的に挨拶をする

一日のスタートを爽やかに切るために常に心がけたいのが挨拶。自分から率先して挨拶することで気持ちをポジティブにし、円滑な人間関係の構築に繋がります。ポイントは、挨拶の際にしっかりと相手の目を見ることを意識すること。笑顔であればなおさら印象がアップします。

②感謝の気持ちを伝える

上司や部下関係なく、たとえ小さなことでも「ありがとうございます」と感謝を表す言葉を積極的に使って相手へ気持ちを伝えましょう。ありがとうと言われて不快に感じる人はいませんし、お互いを思いやる雰囲気が自然と生まれやすくなります。また、日頃から感謝を伝えようという気持ちでいると、誰かが自分のためにしてくれたことに対し敏感にもなれます。

③話しやすい環境づくり

緊張感やピリピリとした空気の中ではコミュニケーションも取りにくく仕事も円滑に回らないものですが、話をしにくいと感じることの一つに聞く側の態度が原因しているといわれます。



聞き上手という言葉があるように、相手の話に相づちを打ったり、質問をしたり、自分の考えを話したりしながら、相手が話しやすい環境を作り出すことが大切です。「あなたの話をちゃんと聞いているよ」と伝える姿勢を心がけていくことで、会話が生まれやすくなることでしょう。

④マインドフルネスを実践

集中力を高め、ストレス対処法としても支持が広がるマインドフルネス。世界の大手企業でも推奨されており、職場全体で始業前や休憩時間に実施しているところも増えてきているとか。

まずはご自身のデスクで実践してみるところから始めてみましょう。きっとあなたの業務効率がアップし、イライラも手放せるはずです。そして職場のメンバーを巻き込み、講師を招いてみんなで体験することで、心身を整えるとともにオフィスに一体感も生まれるかもしれません。

快適なオフィス環境づくりは、仕事の効率化だけでなく、日々のモチベーションを高めるためにもとても大切なこと。「誰かが動いてくれる」「誰かがやってくれる」ではなく、まず自分から積極的に動いてみましょう。たとえ一歩は小さくても、あなたの思いは周囲の人にきっと伝わります。


情報提供元: Tonoel
記事名:「 居心地の良いオフィス環境をつくるためのポイント