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皆さん、日々のバスタイムは充実していますか?忙しくて毎日ゆっくりと入浴する時間がとれない!という人も、新生活が始まった何かと忙しいこの時期は、ゆっくり自分を癒す時間としても、またその後の良質な眠りのためにも、心と体をリラックスさせる入浴はとても大切にしたいもの。今回は、そんなバスタイムをより楽しいひと時にする「バスボム」のレシピをご紹介します。お家にあるもので手軽に作れてちょっとしたプレゼントにも喜ばれますよ。
不安定な気候や新しい環境下でのストレスなどによって、心身とも何かと不調をきたしやすい春。特に自律神経の乱れが頭痛や不眠、イライラなどの症状を引き起こします。そんな春の揺らぎやすい心身を落ち着かせるためには、一日の終わりに湯船に浸かってゆっくり体を温めることが大切。副交感神経を刺激してリラックス状態になることで心身のリフレッシュと安眠に導きます。
ただお湯に浸かるだけでも充分効果的ですが、一日頑張った自分へのご褒美として、あれば更に嬉しいのが入浴剤。粉末・液体・錠剤タイプ、また色や香りも実にさまざまな種類があり、目的や気分に合わせてチョイスするのも楽しみの一つといえます。
ただ気持ちいいだけではなく、バスボムを入れての入浴は嬉しいメリットもあるんです。具体的に見ていきましょう。
1) 炭酸浴で血行促進
発泡性の炭酸ガスは、肌への刺激となり心地よいだけでなく、二酸化炭素が末梢血管に入り込み血管を拡張する作用があります。血液の巡りがよくなるため、疲労物質や老廃物を体の外に排出し、代謝アップが期待できます。
2) 香りでリラックス
香りは五感の中で唯一、脳に直結して本能に働きかけるもの。いい香りをかぐとリラックスするのも、香り成分が鼻の粘膜から脳に信号を送って自律神経を刺激し、心地良さを生むメカニズムによるものです。バスボムの香りで効果的にリラックスして心身を緩めましょう。
3) 材料に含まれる成分の効果
バスボムの主な材料の成分にも肌にプラスの効果が含まれます。
①重曹
弱アルカリ性の重曹は別名炭酸水素ナトリウムと呼ばれ、たんぱく質を分解する働きがあります。このため古い角質を除去し肌のターンオーバーを促すほか、黒ずみやくすみの改善も期待できます。
②クエン酸
クエン酸には肌の表面をなめらかにし、代謝を促進する作用があります。同時に血液をサラサラな状態にする働きがあり、血流が良くなることで、美肌効果や冷え性改善、新陳代謝アップにもつながります。
市販のバスボムを選んでいるだけで楽しい気分になれますが、手づくりすれば低コストで、自分好みの香りを取り入れて作ることができるのが嬉しいポイント。そんな簡単バスボムレシピをご紹介します。