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ほまれ酒造のオリジナルブランド「喜多方テロワール」は、福島県喜多方産の原材料のみで作られた日本酒ブランド。今回はシリーズ第一弾『喜多方テロワール EPISODE Ⅰ(山田錦)』をご紹介する。
福島県喜多方市に蔵元を構えるほまれ酒造(福島県)。「会津ほまれ」の商標を持つ日本酒のほか、焼酎やリキュールなどさまざまなお酒を製造している。
今回ご紹介するのは喜多方産の酒米を100%使用したオリジナルブランド「喜多方テロワール」。自然豊かで冬は厳しい寒さとなる喜多方市は酒造りに適した気候。さらに喜多方の水は、飯豊山に積もった豪雪が約100年の歳月を経て地層へと染み渡ったものと言われている。平成の名水百選にも選ばれた水が、清酒の味わいを上質なクオリティへと導いている。
テロワールシリーズは、EPISODEごとに変わる酒米の種類で名づけられている。今回は2021年ブランド誕生のデビュー作となった1本『喜多方テロワール EPISODE Ⅰ(山田錦)』(720ml・希望小売価格 税込1,650円・2024年度5月14日発売)をご紹介しよう。
喜多方市の形をシンボルマークとしてラベルに施しており、黒地にゴールドの箔押しがキラリと光る。
EPISODE Ⅰは喜多方産の山田錦と福島県オリジナル酵母「うつくしま夢酵母」で仕込んだ純米吟醸酒。
喜多方の「地形」「気候」「水」「米」を最大限に活かした逸品。この土地でしか造れない「喜多方らしさ」をとことん追求した。EPISODE Ⅰは酒米の王様として名高い「山田錦」を使用。酒米「山田錦」はもともとは兵庫県で栽培されており温暖な気候向き。喜多方市では決して育てやすい品種ではないのだが試行錯誤を重ね、4年目で商品化に至った。
グラスに注ぐとフルーティーで甘めの上立ち香。メロンのような香りを思わせる。
口に含んだ瞬間はふくよかさを感じ、のどごしにはキュッと引き締まった軽やかさがある。フルーティーでもあり、爽やかでもあり、やや甘口で飲みやすい。飲み頃の温度は12℃~15℃。冷酒で頂くと味わいがキリッとまとまりミネラル感が強まる。
純米吟醸酒は酒米本来の旨味やコクを楽しむことができるお酒。和食はもちろんのこと、洋食や中華、イタリアンなど様々な料理と相性がいい。刺身や焼き魚、焼ホタテ貝、焼アスパラなど。素材の味を活かした料理とペアリングを楽しんでみよう。
今回はまぐろの赤身やいかのお刺身と一緒に。『喜多方テロワール EPISODE Ⅰ(山田錦)』のバランスの良い爽やかさが新鮮な刺身のおいしさを引き立てる。
原材料はすべて喜多方産というこだわり。現在、シリーズ第四弾となるEPISODE Ⅳまで商品化されている。福島土産としてもおすすめしたい逸品だ。
数量限定となるのでお早めに。ほまれ酒造公式オンラインショップなどで発売中。
飲酒は20歳から
妊娠中・授乳期の飲酒は避けてください