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熊本で古くから親しまれている「赤酒」を使用した、濃厚な甘味と「とろみ」が特徴の濃口醤油『とろりと甘い九州しょうゆ』。刺身や煮物など、幅広い料理に使える甘めの醤油をご紹介しよう。
フンドーダイ(熊本県)は、醤油味噌、調味料等の開発・製造を手がける老舗醤油メーカー。醤油には濃口醤油、うすくち醤油、白醤油、再仕込み醤油、たまり醤油の5種類がある。全国的に広く使われているのが濃口醤油。この濃口醤油に甘さや旨みをプラスしたものが九州醤油と呼ばれている。ほんのりと甘さのある醤油は、九州地方に昔から伝わる伝統の味わい。
『とろりと甘い九州しょうゆ』(200ml密封ボトル・希望小売価格 税込378円・発売中)
今回ご紹介する九州しょうゆには、熊本で古くから親しまれている「赤酒」が使われているのがポイント。
「赤酒」は、米から作られており、清酒とほぼ同様の製法で作られている。製造途中に木灰をいれているため、赤みを帯びたオレンジの色合いと濃厚な甘みを生み出しており、熊本ではお正月のお屠蘇や料理酒として使われているもの。
赤酒には素材をふっくらとさせる働きや臭みを抑える働きがあり、食材の旨みを引き立てる。
密封ボトルになっているので、開栓後も鮮度をキープ。
1滴から注ぐことができ、量の加減もしやすい。ややとろみがあり色合いも濃く、甘い香りがふわりと漂う。
今回は馬刺しにつけて味わってみよう。
とろりとしているので素材によく馴染み、照りがいい。口の中でじゅわっとまろやかな醤油の甘みが広がる。
コクのある赤酒が使われているので、馬刺しの臭みを程よく抑え、上品なおいしさ。
卵かけごはん、刺身、豆腐などに、シンプルにそのままかければ、甘みと旨みを堪能できる。お餅にからめながら焼けば、香りもより一層華やか。
砂糖や赤酒がブレンドしてある九州しょうゆは、万能醤油としても気軽に使っていける。ぶりの照り焼きや照り焼きチキンなどにも。火が入ることで、香りと照りが引き立ち、コクのある甘みが楽しめる。これ1本でもしっかりと味を決めてくれるので、忙しい朝のお弁当作りなどにもおすすめ。
卓上でも使いやすい200mlボトル。フンドーダイならではの150年蔵の醤油は、150年続く酵母菌と伝統の技を活かし、もろみ蔵で生揚げ醤油から丁寧に作られたもの。発酵により醸し出された豊富な旨味と甘みを味わってみて。
200mlサイズの他に、1リットル(税込723円)でも発売中。煮物などたっぷり使いたい人には大容量サイズがおすすめ。
「九州しょうゆ」ということで、九州地方以外の人にはあまり馴染みがないかもしれない。九州土産の一品としてもぜひ。
今回ご紹介した『とろりと甘い九州しょうゆ』はフンドーダイ公式オンラインショップをはじめ、量販店、セレクトショップなどの食品専門店、東京浅草のアンテナショップ・出町久屋にて購入できる。