- 週間ランキング
鯨の心臓部位をタレに漬け込んだ『くじらのスタミナ焼き』(冷凍)をご紹介しよう。パパッとお酒のおつまみが欲しい時にぴったりの一品。甘めの醬油ベースとにんにくのきいた味わいはお酒が進むこと間違いなし。
木の屋石巻水産(宮城県)は、水産加工を手がけているメーカー。自然豊かな三陸の新鮮な魚介類をすぐに缶詰にする独自製法、国産調味料を使ったシンプルな味付けで素材の味を大切にした商品づくりをしており、代表的な商品としてサバ缶、さんま缶、鯨の缶詰などがある。同社の歴史は鯨の行商からスタートしており、鯨の大和煮をはじめとした缶詰などの加工品を現在でも多数取り扱っている。
今回ご紹介するのは冷凍商品の『くじらのスタミナ焼き』(80g・希望小売価格 税込600円・発売中)。
鯨の心臓は珍味として食べられることがあるのだとか。刺身で食べるとレバ刺しのような食感と味わいで、焼くとコリコリとした食感になる。こちらの商品は、にんにくをきかせた醬油ベースの味付けがしてあるので解凍して炒めるだけ。
解凍方法は、袋のまま流水解凍で15分。もしくは、冷蔵庫に移して3~4時間で解凍できる。心臓部分ということで、脂肪がなく赤身の肉。
調理も簡単。ごま油をひいたフライパンで炒めていくだけ。
「くじらのスタミナ焼き」の出上がり。にんにくのいい香りが食欲をそそる。
弾力のあるコリッとした噛み応え。記者は「鯨」を食べたことがない世代なので、焼いている時はイノシシや鹿肉のような獣臭が気になったのだが、醤油、砂糖、清酒、にんにくなどシンプルな素材で味付けがしてあり、独特の風味もそこまで気にならない。タレに漬け込んであることで、程よく臭みが抑えられおり後を引く味わい。
食べやすい大きさに薄くスライスしてあるので、旨みがジュワっと口に広がる。甘めの醤油味が食べやすい。
この存在感のある味わいは、ビールや日本酒などのおつまみにうってつけ。
味がついているのでそのままでもおいしいが、もうひと味パンチが欲しい人は、お好みで黒コショウや一味唐辛子などをプラスしてもいいかも。よりお酒がすすむこと間違いなし。
焼くだけで簡単、お酒のおつまみにぴったりの一品。『くじらのスタミナ焼き』は公式オンラインショップで発売中。