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大人から子どもまで、みんな大好きなシーチキンに42年ぶりとなる新しい魚種が登場。新たに誕生したのは、ぶりを原材料に使用した『シーチキンEvery(エブリ)』だ。魚の種類が変わっても、シーチキンならではの味わいは変わらないのだそう。今回は気になる新商品の味を、定番の「シーチキンLフレーク」、「シーチキンマイルド」と食べ比べてみた。
缶詰やレトルト食品、パスタソースなどの製造・販売を手掛けるはごろもフーズ(静岡県)。自然の恵みをそのまま提供するのではなく、暮らしや時代に即したおいしい状態でお届け。かけがえのない自然の恵みを大切にしながら、食卓の笑顔・家族の団らん・人々の幸せを追求している企業だ。
そんな同社の主要製品でもあるシーチキンの缶詰に、42年ぶりとなる新しい魚種が登場。新商品は、ぶりを使った油漬けタイプのシーチキン『シーチキンEvery(エブリ)』(70g・希望小売価格 税込253円・発売中)だ。
従来のシーチキンの原材料である、まぐろ・かつおは、近年は海洋資源保護の観点などから漁獲量が不安定で、さらに世界的な需要の増加などにより調達が難しくなってきている。そこで安定的にシーチキンを提供するために、ぶりを原材料にしたシーチキンが誕生。
ぶりを使用しているとはいっても、味はいつものシーチキン。ぶりはまぐろやかつおと同様にたんぱく質が豊富なのが特長で、今までの「シーチキン」と同じように活用できる。
ぶりの味を活かすため、大豆油と共にオニオンエキスを採用。ちなみに、まぐろのシーチキンは野菜エキスを使用している。
それではさっそく、『シーチキンEvery(エブリ)』を味わってみよう。
油漬けの『シーチキンEvery(エブリ)』をそのまま食べてみると、いつも食べているシーチキンと全く変わらないという印象。しっとりとしたシーチキンと、ぎゅっと詰まった油のコクがとても美味しい。
魚種が違うと味にも違いが出るのかなと思ったが、言われなければわからないレベルで食べ慣れた味のように感じる。
続いて、きはだまぐろを使用した「シーチキンLフレーク」と食べ比べてみよう。
こちらもしっとりとした魚の風味と、油のコクがとても美味しいシーチキン。正直なところ、味の違いはほとんどわからない。
最後は、かつおを使用した「シーチキンマイルド」。
味は『シーチキンEvery(エブリ)』と「シーチキンLフレーク」とほぼ変わらないが、食感は少し柔らかいように感じる。魚の風味もまろやかで、間違いのない美味しさだった。
そのまま食べたりマヨネーズとあえてツナマヨにしたりと、使い方は無限大。もちろんパスタや他にもさまざまな料理にも活用できる。
42年ぶりに新しい魚種として登場した、『シーチキンEvery(エブリ)』。ぶりのシーチキンと聞いて「どれくらい味が違うんだろう?」と思ったが、3種類を食べ比べてみるとその差はほとんどなし。しかし、食べ進めるとそれぞれの魚の風味や美味しさも感じつつ、最終的にはシーチキンとしてどれも変わらない美味しさを堪能できた。
好みの味わいや使用用途などに合わせて、新たに仲間入りしたぶりのシーチキンもぜひ手に取ってみてほしい。
公式サイトには、ぶりを使った『シーチキンEvery(エブリ)』らしいレシピも多く紹介されているのでためしてみて欲しい。
※「シーチキン」は、はごろもフーズ株式会社の登録商標です。