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コクや旨味が強く出る、再仕込み製法で造られた醤油。味にこだわりたい時に活躍する醤油だが、色味が濃くなってしまうのが気になるという方もいるだろう。そこでおすすめなのが『特撰 丸大豆醤油 二段熟成』だ。再仕込み醤油でありながら、色調を濃口醤油程度に抑えているので煮物などの味つけにもぴったり。旨味と色調のバランスが取れた二段熟成の醤油を、おためししてみた。
明治6年に創業し、醤油造りの伝統を継承してきた正田醤油(群馬県)。「おいしいがうれしい。」を合言葉に、醤油だけでなくつゆや味噌、ラーメンスープなどさまざまな製品を展開している。
『特撰 丸大豆醤油 二段熟成』(300ml/500ml・希望小売価格 税込603円/793円・発売中)は、旨味と色調のバランスが取れた二段熟成の醤油。
サイズは、今回紹介する2タイプのほかに、200ml密封ボトル、900ml瓶があり、卓上から業務用まで用途に合わせて選べる。
大豆と小麦で醤油麹を造り、塩水で半年余り発酵熟成を行うのが通常の醤油。一方『特撰 丸大豆醤油 二段熟成』は、再仕込み製法という伝統的な製法で造られている。再仕込み製法では、塩水の代わりに半年余り発酵熟成した諸味から得た生揚げ醤油を使用。さらに発酵熟成を行い、深いコクでまろやかな味わいの醤油に仕上げている。
一般的に再仕込み醤油は、コクや旨味が強いものの色調が濃くなってしまい、煮物料理などの色も濃い目になってしまいがち。しかし正田醤油の『特撰 丸大豆醤油 二段熟成』は独自の技術により、色調を濃口醤油程度に抑えているのが特徴。つけ・かけはもちろん、あらゆるお料理に濃口醤油と同じ感覚で使用できる。
それではさっそく、『特撰 丸大豆醤油 二段熟成』を味わってみよう。
まずは冷奴にかけて。少し赤みを感じる醤油で、ふわっといい香りが広がる。
ネギやしょうがなど、薬味もたっぷりと乗せていく。
見た目には濃すぎない色の醤油で、薬味との色合いも抜群。とても美味しそうだ。
ひと口食べてみると、醤油の味と香りがしっかりと感じられる。まろやかで塩角のない味わいは、どんな食べ物にも合いそう。シンプルな冷奴がこんなに美味しくなるなんて、と驚かされた。
続いて、お刺身につけて食べてみよう。お皿に醤油を注ぐと、濃口醤油のような程よい色合い。
刺身をつけて、口へ運ぶ。上品な醤油の香りが口いっぱいに広がり、まぐろやサーモンなど海鮮のまったりとした後味が口の中に残る。
深みと旨味のある醤油の味わいで、いつもと変わらないお刺身もお店で食べるかのような美味しさに。正直、醤油を買えただけで味わいがここまで変わるとは思っていなかった。これからも煮物やうどん、おひたしなどさまざまな料理に活用してみたい。
醤油ならではの香りとしっかりとした旨味、そして色調のバランスが取れた『特撰 丸大豆醤油 二段熟成』。醤油の味にこだわりつつ、お料理の色合いや見栄えにもこだわりたいという方にぴったりだ。10/1は醤油の日、是非この機会に、「醤油を変えただけでそんなに味が変わる?」と思っている人にこそ、ぜひ一度ためしてみてほしい。
『特撰 丸大豆醤油 二段熟成』は公式オンラインショップで販売中。