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ジャパン・eスポーツ・プロライセンス認定タイトル『Virtua Fighter esports』初のプロ選手による賞金大会『VIRTUA FIGHTER esports PRO CHAMPIONSHIP 2023』が、セガ公式によって開催された。激闘に次ぐ激闘の末、とんちゃん選手が初代王者のタイトルを獲得。「創造神」の称号をゲットした! 今回は、そんな熱い戦いをレポートする。
セガでは、ジャパン・eスポーツ・プロライセンス認定タイトル『Virtua Fighter esports』初のプロ選手による賞金大会『VIRTUA FIGHTER esports PRO CHAMPIONSHIP 2023』を2023年3月19日、セガサミーグループ本社 「TUNNEL TOKYO」(東京・大崎)で開催した。
なお、『Virtua Fighter esports』(対応機種:PlayStation4・価格 税込3,300円(ゲーム本編&DLCパック)・配信中)とは、セガが誇る3D対戦型格闘ゲームの人気商品。初代リリースが1993年なので、今年で30年目を迎えるシリーズとなっている。
今回出場したプロ選手は7名。いずれ劣らぬ歴戦の猛者ぞろいだったが、下馬評ではとんちゃん選手の強さが抜けていると見られていた。
決勝戦はとんちゃん選手とじゃんぬ選手の対決。予想に反し、じゃんぬ選手が2バトルを先取するという展開。
しかし、とんちゃん選手はキャラ変更で流れを変えると、一気に勝負を決めて見事に栄冠を勝ち取った。
初代王者のとんちゃん選手には、優勝賞金100万円と副賞として「創造神」の称号が贈られた。試合後、とんちゃん選手は「試合前の意気込みで『自分が一番強くて、ほかはどんぐり』と発言していたので、予選リーグで1回負けてしまってはいますが、結果としては有言実行できたんじゃないかなと思います」とコメント。優勝賞金100万円の使い道について問われると「祖母に杖を買ってあげたい」と発言した。
『Virtua Fighter esports』の青木盛治チーフプロデューサーは「とんちゃん選手が決勝でキャラ変して、アキラというVirtua Fighterを象徴するキャラで優勝したことは非常に感慨深い。今後について、今のところ発表できることはないが、引き続き『Virtua Fighter esports』をよろしくお願いします」とコメント。
今回、橘ゆりかさんとともにMCを務めた声優の石飛恵里花さんは「オンライン中継でもコメントで盛り上げてくれた皆さん、どうもありがとうございました。これからも『Virtua Fighter esports』を応援よろしくお願いします」と締めくくった。
初代アーケード版「バーチャファイター」に熱狂した人たちは、「アキラ」を使って優勝したとんちゃん選手のプレイに目頭を熱くしたに違いない。これからも、若い世代へと引き継がれていく『Virtua Fighter esports』の競技シーンからは目が離せない!