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今回の心理テストでは「あなたが選択するときの決め手」がテーマです。
日常では意識しない小さな選択が、実は大きな意味を持つこともありますよね。たとえば、古い本屋で手に取る1冊の本が、あなたの心理を映し出すかもしれません。
あなたはどのように選びますか?このテストで自己理解を深めてみましょう!
休日、ふらっと入った古本屋であなたは妙に気になる本を見つけました。
さて、その本の表紙に描かれていたのは何の絵でしたか?
A. 海と船
B. 山と森
C. 城と竜
D. 空と飛行機
海と船の表紙を選ぶあなたは、情緒豊かで感受性が強い性格を持っています。新しいものや未知の体験に心惹かれ、また、見た目の美しさや魅力に直感的に反応する傾向があります。何かを選ばねばならない際には、実用性よりも美的感覚を優先して考えることが多いでしょう。
外見だけの印象から、内面を見抜くことはできないように思われます。実際、あなたは時々、自分自身の選択基準が「目に見える美しさ」に偏りがちであることに、果たしてこれでいいのか?と思うことがあるのではないでしょうか。
しかし、直感で捉えられるイメージには大切な意味があります。外見の印象から連想される雰囲気や感触は、物事の本質をつかむ大きなヒントになるのです。
つまり、あなたは単に外見から判断しているわけではありません。五感から感じ取った印象を大切にし、外見を起点に物事の本質を捉えようとしているのです。
そしてそれはまた、簡潔で短絡的な判断ではなく、統合的な視点から物事を見ようとしている証でもあります。
山と森の表紙を選んだあなたは、合理的で思慮深い性格を持っています。自然の穏やかさや静けさを好むあなたは、自分の心持についても同様に、常に平穏かつ冷静であることを望んでいます。
この嗜好は何かを選ばねばならない際にも影響しています。物事を深く考え抜くあなたは、慎重に事態を見極めることに長けています。あれこれと検討を重ね、優先順位をつけて判断できるのは大きな強みです。
ただし、このタイプの人は、情緒よりも論理を優先するため、時々、情熱的な選択と実用的な選択との間でジレンマに直面することがあります。
たとえば、心からの願望よりも、現実的な利益を選ぶことで、後に「もっと感情に従うべきだったかもしれない」と感じることがあるかもしれません。
しかし、やや実用に傾きすぎるとは言え、丁寧に物事を見極める習慣は重要です。あなたはまさにそのバランス感覚に優れているのです。事態を複眼的に見渡し、分析を重ねた上で、自分にとって最適な選択をすることができるでしょう。
城と竜の表紙を選んだあなたは、非常に直感的で本能に忠実なタイプです。この選択は、あなたが神秘的なものや冒険に富んだものに自然と引かれることを示しています。あなたは情報を細かく分析するよりも、直感を優先します。
あなたは常に自分の内なる感覚を大切にし、それに従って動くタイプです。物事を合理的に考えすぎるよりも、心の奥底から湧き上がる感情を信じる傾向があります。
そのフィーリングに従えば、ピンと来る答えが自然と浮かび上がってくるのではないでしょうか。
時には感情的になり過ぎて、冷静な判断を欠いてしまうこともあるかもしれません。ただし、あなたの持つ直感力は計り知れない価値があります。
人生の岐路に立った時、理屈ではなく本能的な確信が人を導く原動力になるのです。あなたならば、そんな大切な直感を何よりも信じて行動に移せるでしょう。
あなたが「空と飛行機」の表紙を選んだことは、日常のさまざまな二者択一の状況において、自分自身でさえ予測できないような、偶然に頼る選択を好む傾向があることを示しています。
例えば、レストランで食事をする際にメニューから選ぶ時、あなたはお勧めされた料理やポピュラーな選択肢ではなく、たまたま目に付いた、まだ食べたことがない料理、または、なかなか食べる人を見かけない料理を選ぶことがあります。
この選び方は、一見するとリスクが伴うかもしれませんが、未知の味や経験に価値を見出し、その瞬間の感覚や直感に従って判断しているのです。
二者択一の決断が求められる状況で、もしかすると、あなたは子どもの頃「どちらにしようかな 、天の神様の言う通り」の歌を歌いながら決めていませんでしたか。
ある程度の年齢になると、歌こそ歌わなくなるかもしれませんが、あなたは今でも、意思決定の際、自分の計らいを超えた何かの導きを求める傾向があります。「できることはしたけれど、あとは運命に任せよう」と開き直り、偶然に身を委ねることができます。
一見受け身に見えますが、実はそこには大きな気概と覚悟が込められています。
自身の力だけでは物事を動かすことができない状況を受け入れ、流れに身を任せるのです。高みの視点から物事を見渡せるあなただからこそ、偶然の出来事に意味を見出だすことができるのです。時に非合理的に思えるその判断は、実は宇宙の理に基づくものなのかもしれません。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学ぶが、卒業後、心理学を独学で修める。この経験を活かし、現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部