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今回の心理テストでは「あなたの滑り度」がテーマ。
自分の発言の後、誰も何も言わず、シーンとしてしまったり、空気が重くなった気がしたり、急に何故か寒気を感じたり、……などの経験はありませんか。
あなたは普段の生活や特別な場面でどれだけうまく場に溶け込んでいるでしょうか。その度合いを見てみましょう。
あなたは自作の曲に歌詞を付けようとしています。
「眠れない夜、僕は思い出す」の後に続くフレーズとして、どれを選びますか?
A.月明かりに包まれた羊たち
B.トランペットおじいさんの口笛
C.歯車とモーターが回る工場
D.氷の粒がきらめくステージ
平和で牧歌的な「月明かりに包まれた羊たち」という選択肢は、穏やかで自然な心情を表しています。
この選択肢を選んだということは、あなたが場の雰囲気を乱さずに、上手く溶け込もうとする性向の持ち主だと考えられます。
温厚な性格で、他者の気持ちを優先できるあなたは、場の空気を読み取る力に長けています。
あなたの発する言葉はいつも配慮が行き届き、思いやりに溢れているため、周囲から好感を持たれることが多いでしょう。場を乱すようなつまらない発言をすることもないため、相手の気分を損ねることもないと思われます。
ただし、あなたは気が小さすぎて、時々、自分の主張を譲り過ぎてしまう傾向があります。
頻度としては少なくて構いませんが、ときどき、適度な押し付けがましさがあると良いかもしれません。そうすれば、さらに間違いなく上手に場に溶け込むことができるはずです。
世故に富んだ趣のある「トランペットおじいさんの口笛」は、独特の個性を象徴しています。
元来、型にはまらない自由な発想を持ち合わせているあなたは、新鮮な視点を提供することができます。
また、あなたは一定の距離感は保ちつつも、場にある程度は適応しようとする性向の持ち主だと考えられます。ただ、その場に対する理解がやや浅い場合、時々、場にそぐわない一言が出てしまうこともあるかもしれません。
しかし、あなたの場合、少々その場に合わないような発言をしてしまったとしても、場が冷えることはさほど無いはずです。「少し不味かったかな」と気が付くや否や、さらっと話題を転換し、雰囲気を取り繕うことができるでしょう。
さらに、場に溶け込む術を心得ることで、あなたはもっと存在感を発揮できそうです。周りから刺激を受けつつ、自分を出し惜しみなく発言していけば、その場の雰囲気を上手く主導できるはずです。
無機質で機能的な「歯車とモーターが回る工場」は、合理主義や個人主義を連想させます。この選択肢を選んだということから、あなたがその場の空気よりも自分の価値観を重視する傾向があり、場に溶け込むことが難しい性向の持ち主であることがうかがえます。
現実主義的で理路整然とした思考パターンを持つあなたは、独自の解釈で物事を判断する習性があります。よって、他人の意見には耳を貸さず、自分の論理を優先させがちです。
そのため、時に空気が読めず、場を冷やしてしまう発言をしてしまうリスクがあります。また、議論の際、他人の意見との擦り合わせが出来なかったり、妥協したりすることができず、平行線のまま終わる場合もあるでしょう。
周囲から反発を受けることもあるため、孤立無援の孤高の存在になりかねません。
ただ、あなたの場合、たとえ傍から見ると「しょっちゅう滑ってる」という印象でも、あなた自身ではまるで気にしていないのではないでしょうか。
また、自分の主張を曲げずに発信し続けることで、時間はかかるかもしれませんが、あなたならではの斬新な視点や価値観が、だんだんと受け入れられる可能性もあります。
異端児としてひとり浮いているように見えても、もしかすると実は、常に場の中心を行き来し、周りを動かす影響力を持っているのかもしれません。
華やかで個性的な「氷の粒がきらめくステージ」は、アーティスティックで目立つことを好む性向を表しています。
この選択肢を選んだということは、あなたが場の中心へと注目を集め、際立った存在になろうとする傾向の持ち主だと考えられます。
生れながらの個性的な魅力と自信に溢れているあなたは、人前に出るのが大好きです。何か発言をする際も、常に聞く人を意識しており、不快な印象を与えることはありません。場の空気を読み取ることに長けているため、どんな場面でも上手く溶け込むことができるのです。
人々を惹きつけ、楽しませる才能に恵まれているあなたは、場を自在に操ることができるでしょう。周囲からは陽気で面白い人物だと高く評価されているはずです。
ただ、他者を楽しませ、賞賛を浴びることで満足感を得ているため、その満足感を優先させたいがあまり、自分の本音や本当の感情を隠してしまいがちです。あなたの内面には、弱い所、カッコ悪い所を他人には絶対見せたくない、というやや見栄張りな部分が潜んでいますが、あまりに見掛け倒しな振る舞いに走りすぎると、その内面が外部から垣間見えてしまう可能性があります。
しかし、それでもあなたは注目の的で居続けることが自分らしい、と自負しているはずです。周りから干渉されることもなく、好きなように場を主導できる存在であり続けられるからです。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学ぶが、卒業後、心理学を独学で修める。この経験を活かし、現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部