紅葉のシーズンを迎え、自然豊かなエリアでは木々も色づき始めました。今回の旅は、岐阜県の最北端に位置する飛騨市・高山市エリアへ。秋を満喫できるスポットを巡ります。

「史跡 江馬氏館跡公園 」で郷土料理の“蒸し寿司”を味わう

岐阜県飛騨市神岡町にある「史跡江馬氏館跡公園」は、室町時代から戦国時代にかけて北飛騨を治めていたといわれる武将・江馬(えま)氏の館跡に、中世の武家館(下館跡の庭園、庭園を鑑賞する会所、主門、土塀など)が復元された歴史体験ゾーンです。

公園のある江馬氏の館跡周辺は、昭和51年から行なわれた発掘調査で、地元で伝承されていたとおり、庭園をもつ中世武家館跡が見つかりました。

昭和55年に国の史跡「江馬氏城館跡」の指定、平成29年10月に国の名勝「江馬氏館跡庭園」を受けており、国の名勝指定は飛騨地方初、史跡と名勝の二重指定は岐阜県内初となります。

そんな庭園を眺められる会所では、予約をすると飛騨市神岡名物の「蒸し寿司」が味わえます。

神岡の風に吹かれながらお殿様気分も味わえる

「蒸し寿司」は酢飯のうえに、でんぶ、レンコン、少し甘めに味付けしたあげ、干ししいたけと、ひし形に刻んだ玉子焼きをのせ、ふっくらアツアツに蒸し上げられています。飛騨春慶の器で提供されとっても贅沢なお昼ごはんに舌鼓。

「こもどうふ」や「ころ芋のエゴマ和え」などの郷土料理も添えられている

名勝を眺めながら郷土料理がいただける贅沢なひととき。ここならではの体験を楽しんでみては?

史跡江馬氏館跡公園
◾️場所:岐阜県飛騨市神岡町殿573-1
◾️電話:0578-82-6001
◾️時間:10:00〜16:00(入館15:30まで)
◾️休業日:冬季(12~3月)
◾️公式サイト:https://www.hida-kankou.jp/spot/284

大自然の中で冒険できる「レールマウンテンバイクGattan Go!!」

まちなかコースと渓谷コースは受付の場所が違いますのでご注意を!

2006年12月に廃線となった旧神岡鉄道の線路の上をマウンテンバイクで颯爽と駆け抜ける、新感覚の乗り物「レールマウンテンバイクGattan Go!!(ガッタンゴー)」は、敷かれた電車のレールコースを自転車でサイクリング気分で走行できます。

渓谷コースのマウンテンバイクは2台のマウンテンバイクと観覧席付き

「渓谷コース」は、大自然に囲まれたコースの途中、トンネルを通過したり、下に川が流れる高さのある橋を渡るなど、冒険感溢れるワイルドなコースを走行。

山間部ならではの雄大な景色が眺められる

乗り物の種類は、一車両3名までの観覧シートセットのみになり、どちらのマウンテンバイクもアシスト付きなのが嬉しい。

ビックリするほど真っ暗なトンネルの中でスリルと冒険感が味わえる
サイクリング程度に自転車を漕ぐので、なかなか良い運動になります

「まちなかコース」は、旧神岡鉄道の奥飛騨温泉口駅からスタート。昭和レトロな神岡市街地を眺めながら走るコースです。

転ぶ心配がないので景色に見惚れていても大丈夫

線路の上を走る自転車にオリジナルのガイドローラーが付いたメタルフレームに、2台のマウンテンバイクが固定され、後輪のタイヤが直接レールに接地しているので自転車に乗れない人もサイクリングが楽しめます。

「まちなかコース」は最大5人まで同じ乗り物に乗れる

いろいろなタイプの車両があるので、家族やグループ、車いすの方や赤ちゃん、ペットも一緒に楽しみたい場合は「まちなかコース」がオススメ。 自然豊かな場所ならではの景色や空気を思いっきり楽しんでみては?

レールマウンテンバイクGattan Go!!渓谷コース
◾️場所:岐阜県飛騨市神岡町西漆山
◾️電話:0578-82-6677
◾️定休日:水休
◾️公式サイト・http://rail-mtb.com/

前編②へ続く。

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情報提供元: PiasoN(ピアソン)
記事名:「 【岐阜】飛騨市・高山市の雄大な大自然の中でアクティビティを満喫する旅 〜前編①〜