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8月18日の「お米の日」、東京・有楽町駅前の東京交通会館にやってきたのは、鹿屋市が誇る特別なキッチンカー「白米ワンバンカー」です。今回のイベントでは、鹿屋市の名産品である和牛と鰻を、炊き立ての白米の上に豪快に“ワンバン”させて提供。先着400名にふるまわれるというスタイルで、発表と同時に注目を集め、当日は開始時間を前にすでに多くの人が列を作っていました。
「白米友好都市」を掲げる鹿屋市ならではのユーモアとインパクトは、会場に訪れた人の期待感を一気に高めます。キッチンカーの鮮やかなデザインも目を引き、写真を撮る人やSNSに投稿する人の姿もちらほら。普段のサンプリングイベントではなかなか見られない熱気に、会場全体が包まれていました。
また、有楽町というアクセスしやすい立地もあり、買い物や仕事帰りに立ち寄った人も多く見られました。通りすがりに「何だろう?」と足を止め、列に加わる人の姿も少なくなく、会場全体がちょっとしたお祭りのような雰囲気に。白米と名産品をテーマにしたシンプルながら大胆なコンセプトは、多くの人を引き込み、“お米の日”を祝うにふさわしい活気あふれるスタートとなりました。
長い列の先で来場者に手渡されたのは、白米の上に鰻や和牛を豪快に“ワンバン”させた特製の丼です。ふたを開けた瞬間に広がる香ばしい匂いに「これは贅沢!」と声を上げる人も多く、丼を受け取った瞬間の表情には笑顔があふれていました。柔らかく焼き上げられた鰻や、ジューシーに仕上げられた和牛は、まさに白米のためにある一品。箸を進める手が止まらない様子からも、名産品と白米の相性の良さがそのまま伝わってきました。
来場者からは「ごはんが進むってこういうこと!」「白米にのせるだけで最高のごちそうになる」といった声が聞こえ、イベントの盛り上がりをさらに後押ししました。並んで待った分だけ喜びもひとしおで、子どもから大人まで幅広い世代が体験を共有していたのが印象的でした。
一日限りの企画ながら、参加した人たちにとっては忘れられない“白米体験”となった今回のイベント。豪華な丼を通じて、鹿屋市が掲げる「白米友好都市」のメッセージは、味覚だけでなく心にも深く刻まれるものとなりました。
8月18日の「お米の日」に合わせて公開されたプロモーション動画「米とともに」では、鹿屋市出身のお笑い芸人・サンシャイン池崎さんが、得意のハイテンションなパフォーマンスで白米の魅力を全力で表現しています。映像には鹿屋市長をはじめ、市民98名も参加し、合唱団や吹奏楽団の演奏にのせて、名産品の鰻や和牛と白米の“切っても切れない関係”を歌い上げる記念ソングが披露されました。池崎さんならではのユーモラスな表現と、市民が一体となった迫力あるシーンは、観る人の笑顔と食欲を刺激します。YouTubeでも公開されており、誰でも気軽に楽しめるコンテンツとなっています。
配信開始日 :2025年8月18日(月)~
今回のプロジェクトに登場したサンシャイン池崎さんは、取材で数々の印象的なコメントを残しています。鹿屋市の和牛や鰻については「最強ですから。日本一ですからね」と力強く語り、「ごはんに合うかどうか?当たり前でしょう、合いまくりです!」とお馴染みのテンションで断言しました。
さらに、「白米に一番合う相棒を一つ選ぶと?」という問いには、意外にも「納豆!」と即答。毎朝食べているそうで、白米と一緒に楽しむ食文化への思いをのびやかに話しています。また、イベントに向けては「こんなにも白米と合うものがあるんだ!と再認識してほしい」と呼びかけ、「ぜひ鹿屋市の魅力を白米で受け止めてください」と熱くメッセージを送りました。
池崎さんならではのユーモアと真剣さが入り混じった言葉の数々は、今回の企画そのものを象徴するような存在感を放っています。
鹿屋市は鹿児島県の大隅半島に位置し、古くから交通や産業の拠点として発展してきたまちです。特に「食」に関しては全国的にも高い評価を受けており、和牛は過去に「和牛オリンピック」で日本一に輝いた実績を持ち、鰻は養殖生産量で日本一を誇ります。どちらもごはんとの相性が抜群で、鹿屋市が「白米友好都市」を掲げるのも納得できるところです。
温暖な気候と豊かな自然に育まれた農畜産物が揃うこの地域は、まさに“ごはんのお供の宝庫”。今回のプロジェクトは、そんな食文化をユーモラスに、そして力強く発信するきっかけになりました。
プロモーション動画とサンプリングイベントを通じて展開された今回のプロジェクトは、鹿屋市の食文化を楽しく、そして力強く伝える取り組みとなりました。サンシャイン池崎さんの“空前絶後”のパフォーマンスと、市民が一丸となった記念ソング、さらに有楽町で振る舞われた豪華な丼。そのすべてが「白米と相性抜群のまち・鹿屋市」を印象づけています。
ユーモラスでありながら本気度の高いこの発信は、単なるキャンペーンを超えて「食べる喜び」と「地域の誇り」を全国に届けたといえるでしょう。これからも白米とともに広がっていく鹿屋市の魅力に注目です。