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奈良県橿原市(かしはらし)は、奈良県の中部に位置する市で、日本の歴史において非常に重要な場所として知られています。また、万葉集にも詠まれた大和三山(畝傍山、耳成山、香具山)に囲まれており、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
そんな橿原市の近鉄大和八木駅を降りてすぐのアーケード商店街に佇む「大和名代うどん つくし」は、うどんや丼ぶり、定食などを提供しているうどん屋さん。学割メニューもあり、おいしくお得に満足できることから、昭和51年の開業より、長年地元民に愛され続けているお店です。
私がお店に伺ったのは、平日の14時頃。ランチタイムを少し過ぎていたためか、店内は落ち着いていました。一人での訪問でしたが、カウンター席もあり、気兼ねなく過ごせました。
メニューを開くと、美味しそうなうどんがずらり。その中でもひときわ目を引いた『大和三山うどん定食』(税込1,220円)を注文。奈良にちなんだ名前と、写真から伝わる具材の多さに期待が高まります。
運ばれてきた『大和三山うどん定食』のボリュームの多さにびっくり!
定食はメインのうどんにかやくご飯と漬物がセットになっていて、うどんの器の大きさやセットから少し罪悪感を感じますが、はらぺこ状態だった私は大喜び。
うどんの具は山菜、えびの天ぷら、牛肉煮、わかめ、おあげ、梅干し、かまぼこ、刻みねぎ。うどんに入れる具材、全部盛りのような贅沢なメニューです。
出汁はうま味の凝縮されたカツオと昆布の合わせだしで甘みが強く、じんわり心も温かくなるようなほっとする味で、うどんとも相性がよさそうです。
一口食べると、それぞれの具材が織りなすハーモニーが口の中に広がります。特に甘辛く煮込まれた牛肉と、出汁がしっかりと染み込んだおあげは絶品!梅干しの酸味が良いアクセントになり、飽きることなく最後まで美味しくいただけました。麺はもちもちとしていて、食べ応えも抜群です。
かやくご飯には、人参やきのこなどの具がたくさん入っていて豪華。単品で食べても美味しいのですが、うどんの出汁とも相性が最高!うどん→ご飯→出汁の順で食べて、たまに漬物を挟むとこの上ない幸せを感じました。
そして、この具沢山でボリューム満点の定食が1,220円という価格設定も驚きです。価格以上の満足感を得られる、まさに良心的なお店だと感じました。
大和八木駅を訪れる際は、「大和名代うどん つくし」で、『大和三山うどん定食』をぜひ味わってみてください。出張の疲れも吹き飛ぶような、心温まる一杯に出会えること間違いなしです!
▶店舗情報
大和名代うどん つくし
【住所】〒634-0804 奈良県橿原市内膳町5丁目1-10
【営業時間】11:00~21:30 (L.O. 21:00)
【定休日】年中無休(年末年始を除く)