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お店があるのは国道135号線沿い。車で行くとすれば、国道1号線の西湘バイパスを経由して石橋ICで降り、5分ほど真鶴方面に走っていくと左手に見えてきます。
入店するとまずは食券の購入。もともとはお蕎麦屋さんだったそうで、自家製の蕎麦と新鮮な海鮮がおすすめなんだとか。
店内はテーブル席と座敷席に分かれています。空いていたらぜひ座っていただきたいのが、座敷席の窓側。
相模湾に面している壁一面が窓になっていて、日の光を浴びてキラキラと煌めく海を眺めながら料理をいただくことができるんです。
15分ほど待って到着したこちらは『天ざるとミニ海鮮丼』(税込2800円)。お店のおすすめ料理が揃った贅沢なメニューです。
海鮮丼は鯵をはじめ、マグロやサーモン、タコなど相模湾産の物を中心としたお刺身が所狭しと盛り付けられています。ご飯は酢飯になっていて、しっかりと味が付いていました。その酢飯の味付けが、魚の旨みを引き立てるのにとてもバランスがよく、醤油を付けなくても、そのままで十分美味しくいただけました。
毎日店内で、天然の軟水を使用して打たれた蕎麦は、喉越しがよく、食べるたびに香る蕎麦の風味がたまりません。
天ぷらは海老、イカ、サツマイモ、大葉、しめじ、ナス。衣がサクサクで、そのまま食べても良し、蕎麦と一緒に食べても良し、この盛り合わせだけでも注文したくなる一皿でした。
小田原といえば“鯵”!ということで一緒に注文した『アジフライ2尾』(税込1100円)。大ぶりのアジフライが2枚盛られています。
一口齧れば、まずそのふわふわの食感に驚かされます。身には鯵の旨みがギューッと詰まっていて、そこにフライの衣の香ばしさが加わり、何枚でも食べられてしまいそう!
どの料理もボリューミーに見えましたが、子どもでもペロリと食べられてしまうほどの美味しさでした。店員さんによると、『ざるそばとミニ海鮮丼』(税込1,800円)や『いくらサーモン丼』(税込1,800円)などのメニューも人気があるそうですよ。
この日は、平日11時半ころに伺いましたが、店内は半分くらいの席が埋まっていました。退店するころには、大半が埋まり、駐車場に入る車の列もできるほどの混雑ぶり。海側の席に座るのであれば、なるべく早めの入店がおすすめです。
今回は相模湾を望みながら美味しい料理がいただける「小田原食堂 だん」をご紹介しました。海鮮料理だけでなく、蕎麦もこだわりを感じる最高の一品です。旅行やドライブなどで近くに行かれた際は、ぜひ寄ってみてくださいね。
▶店舗情報
【店名】小田原食堂 だん
【場所】神奈川県小田原市江之浦117
【営業時間】11:00~20:00
公式Instagram