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新年度にちなんで「新しいスタートを切った」エピソードを披露。松坂は今年4月1日、新作にクランクインしたことを明かす一方で「台本をその当日に忘れるという…。凄く不安で気が気ではなかった。セリフは頭に入ってはいるものの、手元に台本がないと不安。現場に入ると台本ってお守りのような存在になるので。忘れたことが悔しかった」と新春早々の凡ミスを反省。吉田から「周りにはバレなかったですか?」と聞かれると「ギリバレませんでした!」と完璧な振る舞いに胸を張り、会場から拍手を浴びていた。
一方、吉田は高速バスで福岡から上京してきた日を回想。見送りに立つ母親は気丈だったそうだが「翌朝8時に西新宿のバスセンターに着いてすぐ電話ボックスで実家に電話したら、電話口の母が泣きながら『もう帰ってこないと思ったら涙が出た』と言っていました」と当時の状況を振り返りながら目を潤ませていた。
そんな中、4月から新生活を送る人たちに向けて松坂と吉田がエール。松坂は「寄り道を楽しんで欲しい。僕は道標となるような目標をいくつか立てながら仕事をしていますが、時には予期せぬことも起こります。でもそれを失敗とは捉えずに、長い人生の中での寄り道だと捉えるとそれも楽しむことが出来ます。皆さんにも、寄り道を楽しむようなスタートを切ってもらえたら」。吉田も「人生の主役はあなた自身。人生をハンドリングするのもあなた次第。誰もあなたの人生を壊すことは出来ません。自分の感性と感覚を信じて、自分の人生を突き進んでください」とアドバイスした。
7年ぶりのアフレコ収録について、松坂は「ブースに入った時にパディントンのぬいぐるみが置かれていて監視されるように…いや、見守っていただいてその中で収録させていただきました。映像でパディントンを見ながら、英国紳士的気持ちと人に向き合う真摯さと純粋な気持ちに触れて、収録しながら心が浄化されていきました」とすっかり癒された様子を語った。