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この愛らしい様子に、数多くのXユーザーが心を奪われ、海外からも多数の反応が!「なんと可愛い…いや、尊いのでしょう…」「かわいすぎる〜」「食べちゃいたいくらい可愛いとはこのこと」といったコメントともに、1月23日時点で7.5万件の「いいね」が集まっています!
こちらの写真を投稿したのは、Xユーザーの「ポメラニアンのとろろ」(@Pome_tororo)さん。今回取材に応じてくださり、お話を伺うことができました。
投稿の写真に写っていたのは、昨年12月に生まれたばかりのポメラニアンの赤ちゃん、つららくん。お母さんであるとろろちゃんから、兄弟のすももくんとともに生まれてきました。こちらは昨年末に投稿された家族写真。とっても幸せそうな雰囲気に包まれていますよね。
お母さん犬のとろろちゃんは、妊活の末につららくんとすももくんを出産しました。
2度の交配が不受胎に終わったのち、基本的には卵巣摘出となる疾患「卵胞嚢腫」であることを獣医から告げられた飼い主さん。それでも諦めきれず、様々な獣医さんのところを回ったといいます。妊娠が発覚した日のエコー検査に行った時のことについて、「本当にどっちか分からなかったため、診察室に入り、先生に第一声で『おめでとうございます』と言われた瞬間、涙がこぼれ落ちました」と当時の感動を語ってくださいました。
88gという小さな体で生まれてきたつららくんですが、それでも少しずつ成長しているようで、「生まれてきた時は鼻や肉球がピンク色ですが、徐々に色素が入り黒くなり目も開いてきて、毛も段々と多くなってきてポメラニアンらしさが出てくるので、そこまで来るともうたまらなくカワイイです」と飼い主さんもメロメロの様子。今回投稿された写真は、お腹をくすぐった時の写真なのだそうで、「お腹こちょこちょをすると後ろ足で掻く仕草が出来るようになりました。その時に手で持ち上げた瞬間の仕草がこの写真になります」と教えてくださいました。くすぐったいけど幸せ……という感じの表情が本当にかわいいです!!
親子それぞれの普段の様子について伺うと、「とろろはポメラニアンでは珍しく、全く吠えない大人しく優しい子で、とても飼いやすいです。今は子供が出来て警戒心が上がっているためか、一瞬だけ吠える時があります」、「つららとすももは、ほぼ寝てますが、起きた時はミルクを飲むか排泄するか、わんプロ(じゃれあい)しています。つららは体が小さいので、いつもすももに押されていますが、どちらも大きく健康的に育って欲しいです」と教えてくださいました。とろろちゃんは出産直後で少し敏感になっているようですが、穏やかな日々の中で少しずつ落ち着いていくといいですね。仲良し兄弟も大きくなっていくのが楽しみです!
現在は、母乳がほぼ出ない状態だというとろろちゃん。そのため、つららくんとすももくんは飼い主さんがミルクを飲ませることで命を繋いでいます。今回の投稿に対する反響について伺うと、嬉しい反響もあった一方で、ミルクを与えていることに関する批判的な意見も多かったのだそうです。ですが、ミルクを与えないことにはつららくんとすももくんは生きていけない現状があり、獣医さんにもそれしか方法がないと言われているそうで、飼い主さんは「これだけは分かってほしい、やっとの思いで奇跡的に与えられた大切な命を守りたい。ただそれだけなんです」と切実な思いを語ってくださいました。
奇跡のような状況で生まれてきた小さな尊い命。これからの成長も温かく見守っていきたいですね。もちろん、かわいくて癒される写真の投稿も楽しみです!これからの投稿が気になる方は、ぜひ「ポメラニアンのとろろ」さんのアカウントをフォローしてみてください。
取材協力者:ポメラニアンのとろろ