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京都府宇治市は、世界遺産に登録されている平等院や宇治上神社をはじめとした歴史の深い寺社仏閣が多く、源氏物語のゆかりの地としても有名です。また宇治市は緑茶の生産地としても知られており、茶の湯が体験できる施設や抹茶工場の見学などお茶にまつわる体験施設も多く存在します。
今回は神社などを一通り通った後、平等院から徒歩3分のところにある「塔見茶屋」に伺いました。
近くの神社など観光したあと、14時過ぎのラストオーダー間近で駆け込みました。席数も多く座敷も用意されています。隣は宿泊施設となっていて、平等院見学で宿泊に来られる方が多いそう。
ランチメニューは宇治名物「茶そば」をメインとしたセットやうどん、丼ものがありました。もちろん今回は宇治名物を!と意気込みメニューを開くと‘‘1番人気’’と書かれたメニューが。なんと、茶ざるにおにぎりが2個、手作りお惣菜小鉢もついている!歩き疲れてお腹がとても空いていた私は迷いなく1番人気を注文。茶ざるは温かいのとざるそばのどちらもできるとのことだったので、今回は温かい茶そばにしました。
温かいほうじ茶をいただき、ほっと一息ついていると、茶そばセットがついに到着!茶そばの上には抹茶がかかっていてお茶と出汁の香りが漂ってきます。
茶そばの具材としては練り物や湯葉や椎茸、ほうれん草やのりやねぎが入っています。
さっそくいただくと、ほんのりとお茶の香りが鼻を通っておいしい!甘めなつゆなのもありやさしいお味になっています。
セットのおにぎりはおかかと昆布の2種類。日によって具材は変わるそうです。
持ってみると、ふわっふわに握られていてとても柔らかく、具材もちょうどいい味の濃さで思わずパクパク進みます。
昆布(写真右)は昆布の木の芽煮で、みじん切りの昆布と山椒の芽を炊き込んだ佃煮なのですが、こちらがまあお米と合う!!とてもおいしかったです。
寒い外をずっと歩いていたので、茶そばとおにぎりのこのあたたかさが身に染みました。
宇治名物「茶そば」はお茶の香りを楽しめて宇治を食で味わえる、観光にぴったりなグルメでした!宇治観光に行かれた際にはぜひ「茶そば」を食べてみてくださいね。
▶店舗情報
塔見茶屋
【住所】京都府宇治市塔ノ川11
Webサイト