2024年11月24日(日)、今年120周年を迎えた京都文教学園の宇治キャンパスにて、学生や高校生、地域企業や団体や行政などがブース出店をし、子どもが主役となって多世代が交流する「家族で遊ぼっ!ともいき(共生)フェスティバル2024」が開催されました。
「ともいき(共生)フェスティバル」とは、子どもからご年配の方、障がい当事者や留学生など、様々な人々が集い、楽しみながら交流する場として2014年から京都文教学園が開催しているイベントです。
このともいき(共生)フェスティバルでどのような体験ができるのか実際に行ってきた様子をお届けします♪

正門から入ると、早速在学生や地域の高校生が出店している「ともいき道の駅」が!
京都府立桂高等学校・京都府立久御山高等学校・京都府立京都すばる高等学校・京都府立丹後縁風高等学校の高校生たちと京都文教大学の学生たちが京都府南部地域を中心としたパンやお菓子、調味料、石鹸などのおすすめ品や学校で作られた野菜などのオリジナル商品を販売しており、学生たちがそれぞれのブースで商品の魅力をプレゼン!
商品を通して地域の魅力を伝えていて、ステキなブースでした!

薪割りを体験!?

「ともいき道の駅」を過ぎ奥に進んでいくと、薪割りの体験ができるブースがありました。
宇治炭山にあるアウトドアメーカー「(株)Mt.SUMI」がアウトドア薪ストーブ・焚火台の実演会と薪割り体験できるワークショップを実施。薪割りは小学生などのお子さんでも体験可能で、実際に自分の力で薪を割った子たちに感想を聞くと「ちょっと大変だけど楽しい」と達成感がある表情で話していました。

家族の想い出をファッションショーで!

また、ステージでは家族の想い出が詰まった衣服を使用してコーディネートし披露するファッションショーが開催されていました。京都府立京都すばる高校 高大連携ゼミと京都文教大学地域連携学生プロジェクトKASANEOが連携し、お父さんやお母さんなど家族の想い出の衣服と自分の衣服を組み合わせたコーディネートで学生自身がモデルに。衣服にまつわる想い出を紹介しながらランウェイを歩いていました。家族が尊敬している人からいただいた大事にしているモノなど、大切な想い出をそのお子さんである学生が背負い歩いている姿に、会場にいた人たちからは大きな拍手が沸き上がりました。

クジラを五感で感じられるブースも!

さらに進んでいくと、大きいクジラのバルーンが!
一般財団法人日本鯨類研究所と一般社団法人日本食育者協会が「クジラを身近に感じよう」と実物のクジラのヒゲや骨を使った工芸品の展示や関西の伝統料理である「クジラのはりはり鍋」を試食提供していました。
クジラのはりはり鍋を食べた人たちに話を聞くと「おいしい!子どもたちも喜んで食べている」とし、また伝統料理だということを話すと「昔に食べたことがあるけど、こういう形(汁物)で食べるのは初めて。関西の伝統料理なのも知らなかった」と驚いた様子でした。

お昼前になると、世界一の大きさを誇るシロナガスクジラの実寸大幕も広げられ、あまりの大きさにびっくり!想像するよりも実物は大きかったと近くを通る方からも声が聞こえ、皆さん驚いた様子でした。
幕を背に記念写真を撮られる方も多く、賑わっていました。

京都の文化を体験!

もちろん京都発祥の文化である「お抹茶体験」ができるブースもありました!
京都文教短期大学 茶道部の方がお抹茶の点て方を教えながら、日本の伝統文化についても説明。伝統的な文化の魅力を世代を問わず様々な方が楽しんでいました。

その他にも、総合社会学科の法学ゼミの学生たちが実施した模擬選挙やこども教育学科 算数ゼミの学生たちがゲームやパズルを使って実施した「おもしろ算数ワールド」など子どもが夢中になって楽しむ姿や考える姿が見られました!


学生たちが様々な団体と一緒に出展しているブースも多く、地域交流や人と人とのつながりも感じ、名前の通り‘‘ともいき(共生)’’を体験できるステキなイベントでした!
日常ではできないことを体験、学べる機会となっていて、子どもも大人も楽しめるので、今回参加した方も参加したことがない方も来年度はぜひお子さんと一緒に参加してみてください♪

情報提供元: NEWSNEXT
記事名:「 京都文教学園にて子どもが主役となって楽しむ「ともいき(共生)フェスティバル」開催!