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中に入ると、「時間のプロフィール」などダリの彫刻作品を多数展示しており、じっくりダリの世界観を体感することができます。「シュールレアリスム(超現実)」を代表する芸術家であるダリ、インスピレーションを受けたあるゆるモノやダリ自身の心境のイメージが反映されており、有名な作品『記憶の固執(ニューヨーク近代美術館所蔵)』など他にはない奇抜な作品が多いですよね。
展示室1から4まで満喫した後、テトゥアンルームにて諸橋コレクションを代表する大絵画『テトゥアンの大会戦』を鑑賞。ここだけ撮影OKだったので一緒に撮影したのですがサイズが約3m×4mもあり、あまりの大きさに圧倒されました!ダリの超大作であるこの作品は1860年に起こったスペイン・モロッコ戦争を主題としています。戦場の上には空を飛ぶ馬や巨大な女神などが描かれており、数字がいくつも隠されてありました。
ダリの作品には妻であるガラがよく登場しているのですが、この作品でもダリと共にガラの姿が描かれており、剣を振り上げています。
館内には他にもミュージアムショップやミュージアムカフェがあり、鑑賞後もダリのオリジナルグッズを購入したりカフェで作品や展覧会、季節をヒントにしたコーヒーなどを頼んで展示の感想を語りあったりして楽しむことができます♪
11/10まで!25周年記念展「コレクション・ストーリー ー諸橋近代美術館のあゆみー」が開催中!
同館は開館25周年を記念して、11月10日まで25周年記念展「コレクション・ストーリー ー諸橋近代美術館のあゆみー」を開催しています。
ダリの作品はもちろん、ルノワールやシスレー、シャガールなどの西洋近代美術作品、イギリスの現代アーティストのPJクルックの作品や37年間にもわたってダリと創作活動を行ったとして知られているフィリップ・ハルスマンの写真作品などの展示をとおして、コレクションに込められた創立者の想いや諸橋近代美術館コレクション形成のストーリーを紹介しています。
SNS映え間違えなし!写真スポットも♪
建物外は国立公園の自然に囲まれた庭園があり、建物の外観も美しく、どこを撮っても写真映えします!初夏から秋にかけては池に多くの睡蓮が咲き誇りとても綺麗です。
川のせせらぎや木々が揺らぐ自然を感じながらまるで海外に来たかのような、絵画の世界に入ったような写真を撮ることができるのでぜひ思い出に残してみてください♪
ダリのトレードマークでもある「カイゼル髭」をモチーフにしたものがベンチや橋などいたるところにあり、不意に撮ったものでも自然美×ダリの写真を撮影できます。
庭園にあるアートテラスにはダリがデザインしたプロダクト「リップソファ」に座って撮影することも可能。
ぷっくりした唇がなんともかわいらしいですね!
今回は、風景も美術作品も美しく、日常から離れてゆっくり自然と芸術品を鑑賞することができる『諸橋近代美術館』をご紹介しました。時間も人も気にせず、1作品ずつじっくりと向き合うことができるのでぜひ期間内に立ち寄ってみてくださいね。
▶詳細情報
【施設名】諸橋近代美術館
【場所】〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23
【開館時間】9:30〜17:00 (最終入館は閉館の30分前まで)
※2024年11月11日(月)から冬期休館いたします。
※諸事情により予定が変更になる場合がございます。予めご了承ください。