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むくみとは、細胞と細胞の間の水分が、異常に増えている状態のことをいいます。
血液やリンパ液の流れが低下していることが一因として考えられています。
前日にアルコールを過剰摂取すると血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して静脈やリンパによる水分の処理がうまくいかなくなるので、むくみやすくなるわけです。
今回は、特にむくみがちになっている年末年始に役立つケアをご紹介します。
ケアのやり方は簡単なので、ぜひ実践しましょう♪
年末年始はつい羽目を外し過ぎて、むくみの原因になることをしがちですよね。
そんな年末年始のむくみの元となる原因は2つあります。
冷たい飲み物や冷菓を摂りすぎると、体の筋肉が硬くなり代謝が悪くなるので、むくみの原因になります。
年末年始って、寒いし連休なので家にこもってゴロゴロしがち。
そんな運動不足もむくみの原因になります。
運動しないと血行不良や筋力低下が低下するためです。
そのため、適度な運動をしましょう。
朝起きてみると、顔がパンパンにむくんでいた。
そんな経験ありませんか?
むくみのせいでメイクにも力が入りませんよね。
なぜ朝は顔がむくむのか?
カラダファクトリーの整体師である大貫 隆博さんに聞いてみました。
「顔のむくみは、顎回りの血流が原因です。顎関節が固い人は特にむくみやすい体質になっています。また、側頭動脈の辺りの凝りも原因の一つです。」
むくみは時間が経てば元に戻るのが大半ですが、実は蓄積していて、顔が大きくなる原因にもなるそうです。
腸に便が詰まる、いわゆる便秘が原因で、むくみが起きることもあります。
その結果、腸の血液やリンパの流れが停滞し、さらにむくみを引き起こします。
便秘を解消するキーポイントとなるのが、自律神経。
腸は自律神経ととても深い関係があるのです。
副交感神経が優位になると、腸のぜん動運動を促し、便秘解消につながります。
そのため、便秘には副交感神経の働くリラックス時が解消のカギとなります。
今回紹介するマッサージは誰でも簡単にできるので、リラックスしながら腸のケアを意識しましょう。
年末年始の食べ過ぎや飲み過ぎによるむくみは、マッサージでも簡単にケアできます。
応急処置として、ぜひ覚えておきましょう。
気になるむくみ予防マッサージの簡単なやり方をご紹介します。
顎関節周りをマッサージします。
マッサージをすることによって顔の血行が良くなり、リンパの活性化にもつながります。
①耳のすぐ横にある顎(顎関節の辺り)に、軽く中指と人差し指を当てます。
②前から後ろに円をかくように30回~50回マッサージします。
顎関節は、口を半開きにすると位置がわかりやすくなりますよ。
腸のマッサージは入浴中など体が温まっているときがおすすめです。
①横腹に両手を当てます。
②人差し指から小指の4本の指で、息を吐きながら横腹を押します。
腰骨の方に押し込むイメージでやります。
7秒~10秒かけてゆっくりと、気持ち良いくらいの圧をかけましょう。
③②のマッサージを横腹から中心に、1周×3セットすると良いですよ。
年末年始は、ついむくみの原因となる習慣になりがちですよね。また、寒い冬の時期のむくむのはつらいものです。
ご紹介したマッサージケアをすることで、血流を良くして筋肉を使い、腸の健康にもつながります!
さらにむくみ改善につながりますので、ぜひ実践してみてください♪
大貫 隆博さん
整体師/パーソナルトレーナー/ボディデザイナー
株式会社ファクトリージャパングループ技術総責任者。