きちんと知って損はなし!基礎化粧品にはそれぞれの役割があるんです♪
皆がやっているし、年齢的にもそろそろ使わないといけないらしいし…。そんな曖昧な情報と見よう見まねで基礎化粧品を使っている人、案外多いのでは?たしかに基礎化粧品の役割と使い方ってきちんとレクチャーを受けることはありません。でも出来る大人女子になるために、「基本情報」としてキチンと知っておきましょう!
基礎化粧品には何が含まれる?
基礎化粧品とメイクアップ目的のコスメとは異なります。基礎化粧品とは、メイクアップする前の素肌に、不足した栄養素や水分を補給し、肌をキレイに整える、いわば肌を清潔・健康にするための化粧品のことです。
基礎化粧品には、
●洗顔目的…クレンジング、洗顔料
●保湿の下準備目的…ブースター
●保湿目的…化粧水、乳液、クリーム、ジェル
●美白、美容目的…美容液、マスク、パック
●部分ケア目的…アイクリーム
などが含まれます。
正しく知っておこう!基礎化粧品の役割とは?
クレンジングの役割
クレンジングはメイクを落とす役割があります。
化粧品は油で出来ています。油は油で落とすのが一番効果的なので、クレンジングも油分が多く含まれているものが大半で、ウォータープルーフのマスカラや日焼け止めなど肌に負担のかかりやすいものをすっきり落としてくれます。
クレンジングオイルには古い角質や鼻やあごに詰まった角栓を洗い落してくれるものもあり、凸凹肌やいちご鼻をなめらか陶器肌に仕上げてくれます。
肌に負担をかけたくない場合は、落ち方はオイルよりも劣りますが、クリームタイプやミルクタイプのクレンジングもおすすめ。
ベースメイクの濃さで選ぶのが良いでしょう。
洗顔料の役割
肌表面に付いた汗、皮脂、埃などを洗い流すのが目的です。
しっかり泡立て、手のひらではなく泡で顔を洗うようにすると刺激や摩擦を少なくできます。
朝起きた時も、昨晩つけた乳液が肌に残っていたり、寝汗をかいているかもしれませんので、ベースメイクの前にしっかり洗顔するのが大切です。
ブースターの役割
化粧水の前につける導入美容液をブースターといいます。
角層を柔らかくして、化粧水が奥まで浸透しやすくする、いわばプレ化粧水です。洗顔後にブースターを付けてから化粧水をつけると、いつもより保湿効果があることを感じられるでしょう!
化粧水の役割
洗顔すると本来肌に残っているべき皮脂まで洗い流してしまい、乾燥肌になってしまいます。
洗顔後肌がちょっとつっぱった感じがするのは肌の水分量が足りていないからです。この状態で放っておくと皮脂が過剰分泌され、べたついた肌になってしまいます。
化粧水をたっぷり顔につけることで、失われた水分を補給することが出来ます。
乳液の役割
続けて塗るのが乳液です。化粧水を塗るだけで終わってしまうと、肌表面の化粧水が蒸発してしまいます。
せっかく補給した水分を肌に閉じ込めるよう、ふたをしましょう。これが乳液の役割です。
もちろん乳液にも肌に必要な栄養素や水分が含まれているので、化粧水では賄いきれない分をカバーする役割もあります。
クリームの役割
乳液はトロッと柔らかいテクスチャーなのに対し、クリームは少し固めで油分が多い特徴があります。役割はほとんど乳液と変わりませんが、肌の水分をしっかり蓋をする点ではクリームの方が有効です。
美容液の役割
美容液は肌に欠けている栄養素を補う役割があります。
お疲れ肌だったり、くすみがあったり、日焼けが気になったり、美白をしたいと思っている場合、肌の健康を取り戻すための栄養素が入った美容液の出番です。
美容液の中にはメラニン生成を抑える成分や、肌のターンオーバーを促す成分、整肌作用のある成分が入っている場合が多く、いまの肌をキレイに保つことに加え、今よりも美しい肌に回復させることを目的としています。
パックやマスクの役割
美容液が染み込んだマスクを肌に張り付けることで、時間をかけてじっくり美容液を肌に浸透させることが期待できます。
一週間に一回のリラックスタイムに、またデートの前の日など、ここぞという日の前日に使って肌の調子を整えることが出来ます。
基礎化粧品の使う順番は?
基礎化粧品の使う順番は「水分量」「油分量」「役割」を知ればおのずとわかってきます。
油分の多いものを先に使ってしまうと、肌に膜ができてしまい、水分を弾いてしまうのでNG。一方水分の多いものの後に油分の多い物を使うと、水分の蒸発を防ぐことができます。
また当然ですが、導入剤は化粧水をより浸透しやすくするためのもの。化粧水の前に使いましょう。
順番はこうです。
クレンジング→洗顔→ブースター→化粧水→乳液(もしくはクリーム)→美容液(もしくはマスク)→アイクリーム
20代後半~30代を超えるとお肌の曲がり角に!そろそろ気合を入れたスキンケアが必要です。でも何から始めればいいの?正しいやり方を学ぶことが、美しい肌作りのキホンになります!しっかり知識を取り入れてあなたの肌にあったスキンケアの習慣を身に着けていきましょう!
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