- 週間ランキング
台湾・台南市のコーヒーショップ「加加家珈琲」が店名を変え「BASTET COFFEE」(バステトコーヒー、代表:加藤基揮)として、京都・一乗寺に2024年7月17日グランドオープンした。
日本人と台湾人の夫妻が、台湾で培った台湾式の自家焙煎コーヒーと、素材にこだわった手作りスイーツを提供する店舗。
「BASTET COFFEE」は、古代エジプトのネコの神様「バステト」をモチーフにしたコーヒーショップ。看板から内装、コーヒー、パッケージに至るまでネコが多く登場し、「ネコがふらっと散歩に出かけるような自由さ・気軽さで行ける店」をコンセプトとする。
台湾では、発酵度による香りの違いを楽しむ烏龍茶や、街中にフルーツ屋があり、フルーツ本来の甘みを楽しむ文化が強く残っている。
コンビニやチェーン店でも、コーヒーの産地を指定して注文したり、味もサードウェーブスタイルのフルーティーなものが好まれ、それに合わせた焙煎文化が発展している。
「BASTET COFFEE」は、深煎りコーヒーが多い京都で、台湾の味を再現した浅煎り専門のコーヒーショップとしてオープン。
苦味のない、フルーツティーのような爽やかなドリップコーヒーや、浅煎りコーヒーを使用したフルーツミルクのような甘いラテ、季節のコーヒードリンクなどが楽しめる。コーヒー以外には、台湾のスペシャリティー烏龍茶や、烏龍ミルクティーなどを用意している。
スイーツも全て店内手作りでの提供。
カヌレ、チーズケーキ、ティラミス、ブラウニーなど、コーヒーの風味を引き出す定番スイーツのほかに、日替わりで様々なスイーツを提供する。冷蔵のもの以外はテイクアウト可能。お皿や食器はアンティークのものを使用。バステトならではの特別感を演出する。
1階席は、古いアンティークテーブルと、鉄職人と作り上げた黒皮鉄を組み合わせたカウンターを設置。
バリスタが目の前で一杯ずつコーヒーを淹れ、豆を挽くところから、カップに注ぐところまで、視覚でもコーヒーを楽しめる。
好みやその日の気分を聞き取り、一人一人に合わせてコーヒーを淹れるため、コーヒーについて詳しくない人でも安心。日本語のほか、英語、中国語での会話が可能。海外からの観光客や留学生でも気軽に利用できる。
2階は、ひとりの時間を楽しむ場所。店主の私物である1,500冊以上の漫画を、こだわりのコーヒー・スイーツと一緒に楽しめる。
グループ席はなく、“おひとりさま”限定。利用料金は時間あたり600円(2024年7月時点の料金。変更となる場合がある)。漫画は人気作からマイナーなものまで、幅広いセレクションを揃えている。
「BASTET COFFEE」では、「1階は明るい雰囲気で、会話も楽しめる場所、2階は暗く落ち着いた雰囲気で、ひとりでホッとする場所としてご活用ください」と呼び掛けている。
新鮮な自家焙煎コーヒー豆は100gから販売。コーヒー・スイーツのテイクアウトもあり、散歩中や通勤・通学の際にもふらっとお立ち寄り、購入できる。
コーヒー豆を200g購入した人には、一杯のお持ち帰りコーヒーを無料で提供する。
コーヒー豆は挽いて渡すことも可能。家庭にコーヒー器具がない人には、ドリップバッグや、水に入れるだけで簡単にアイスコーヒーが作れるコールドブリューバッグも勧めている。
「BASTET COFFEE」公式オンラインショップも開設し、コーヒー豆を販売。送料は400gまで全国一律200円。お手軽な送料と、焙煎したての新鮮なコーヒー豆で、店舗と同じような感覚で利用できる。
“どんなコーヒーが好みか分からない人”に向け、「BASTET COFFEE」では「送料無料のトライアルセットや、ドリップバッグセットをぜひお試しください」と勧めている。