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道元禅師によって寛元2年(1244年)に創建され、770年以上の歴史と伝統を受け継ぐ禅の修行道場「永平寺」。曹洞宗の大本山であり、年間数十万人が訪れる観光名所でもあります。
その永平寺から徒歩5分、京福バス停のすぐ横にあるお食事処が「永平寺門前 井の上」です。永平寺そばや精進料理、「ごまとうふソフトクリーム」や「もっちもち焼き」などが名物。運営する「永平寺そば 極」オンラインショップでは、そばやソーツカツ丼などの商品を通販しています。
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立地は永平寺まで徒歩5分、京福バス停すぐ横(店内で切符販売あり)。
「永平寺門前 井の上」によると、永平寺では今も常に二百名を超える修行僧が日夜修行に励んでいます。永平寺での修行に入る修行僧をねぎらうためにふるまったそばが発祥となり、「越前そば」の中でも特に「永平寺そば」として知られるようになりました。
「井の上」が「『永平寺そば』を極めたそば」を目指して試作を始めた十割そば「永平寺そば 極」の原料は、100%「永平寺町産玄そば」。そばの実を丸ごと挽いた挽ぐるみのそば粉を使用しています。
品種改良を行わずに受け継がれた在来種のそば「永平寺町玄そば」の実は小粒で硬く詰まっており製粉が難しく、一粒の玄そばからとれるそば粉の量もわずか。その硬い実を、天日などの低温乾燥で仕上げ、じっくり昔ながらの石臼で挽き、手打ちで仕上げています。
「永平寺そば 極」オンラインショップで扱うそばには乾麺と、冷凍便で届く生そば・茹でたてそばがあります。「永平寺門前 井の上」を訪れる観光客の多くが「ソースカツ丼とおろしそば」を注文しており、要望も多くあったことから、冷凍食品「ソースカツ丼」も販売されています。
今回は「永平寺そば 極」オンラインショップで通販購入できるラインナップの中から、「茹でたて十割越前おろしそば」と「ソースカツ丼」を実際に食べてみます。
「永平寺そば 極」の「茹でたて十割越前おろしそば」は“1分で叶う本格味”がキャッチコピー。2人前(税込1717円)からお取り寄せできます。
調理は冷凍されて板状になった「茹でそば」を袋からざるに移し、流水で1分ほどかけて解凍。
そば同様に板状の「つゆ」と「すりおろし大根」は、袋のまま冷水で解凍します。こちらも1分ほどで解凍できました。
あとは器に盛ればできあがり。お湯を沸かす手間もなく、調理は一般的なインスタント麺よりも手軽です。
公式に勧められている「永平寺そば 極」の美味しい食べ方は、其の一「まずは、一本、そのままで」、其の二「少しのお塩で」、其の三「辛み大根とだし汁で、『越前そば』流に」、其の四「あとはお好みで」。
公式のおすすめに従い、「茹でたて十割越前おろしそば」をまずは一本、そのままで。
口に入れた瞬間から香りの良さが感じられます。もっちりとした歯触りで、弾力のあるそばです。ほのかな甘みも楽しめます。一本と言わず食べ進められる、つゆすら不要の美味しさです。
続いて“少しのお塩”を振って食べると、さらにそばの旨みや甘みが引き立ちます。“そばに塩”は慣れない組み合わせですが、香りや繊細な味わいを堪能できる食べ方です。
そして“辛み大根とだし汁”に漬けると、やはり相性は最高。口の中で噛んでも美味しく、のど越しも良く、まさに「極」の美味しさです。
「永平寺そば 極」オンラインショップの「福井名物 ソースカツ丼」は内容量240g、通販価格は1袋で税込864円。「ソースカツ丼」「越前おろしそば」各2人前のセット(税込3445円)なども販売されています。
「ソースカツ丼」の調理は袋のまま、電子レンジで。温め時間の目安は500Wで4分30秒、600Wで4分です。
中身はごはんにソースカツがのった、シンプルなお弁当。
福井のソースカツ丼は、お肉が薄いことが特徴。国産の豚もも肉を使用し、あっさりしつつも柔らかい食感のカツに仕上げられています。ソースは甘さと辛さのバランスが良く、誰でも美味しく食べられる味わいです。
ご飯は永平寺町産のコシヒカリを使用し、旨み・甘みと粘りがある食味の良いご飯。最後まで美味しく食べられます。