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株式会社福岡ソノリク(本社:佐賀県鳥栖市)は2024年7月1日(月)、福岡空港国際線出発ロビー4階にオープンするプレミアム農家の直売所「Wafood Airport」の売場の一部を地元農家に無償で解放し、九州農家の輸出参加と収入アップを応援する「輸出チャレンジサービス」を開始する。対象期間は9月までの3か月間。
6月27日(木)、外国人旅行者向けテスト販売を希望する参加者(農家)の募集を開始した。申込順に最大90名。店舗の営業時間は各日9時から18時まで。
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「Wafood」は、日本の食材、気候、風土、技術、多様な品種といった「日本品質」を世界に共有することを目指す食のブランド。「思いがけない出逢い/巡り合い」をブランドテーマとし、食を通じて、新しい世界観や体験を提供することを目指す。
「Wafood Airport」では「Feel Fresh Magic」というテーマのもと、フルーツを「魔法の香り、畑鮮度」で外国人旅行者に提供しながら、農家が主役となり、儲かり、わくわくする舞台を空港に築いていく。
福岡ソノリクによると、日本には世界クラスの農家は多いが、海外との接点が乏しく、輸出参加者は数%にとどまる。参加しないのは「儲からないから」という単純な理由だという。
「Wafood Airport」は、外国人が多い空港に農家の直売所を作り、中間業者抜き、農家が価格を決めて売ることをコンセプトとする。
今回のサービスは場所が限られているため、1日1農家、3か月限定で最大90名のスタートとなる。
輸出チャレンジ対象フルーツは「ぶどう」「メロン」「ミニトマト」「桃」「みかん」の5品目。
7月1日からの10日間、売場では1日10人限定で、ぶどうのプレゼントキャンペーンも実施する。試食体験を通じ、日本トップクラスの農家が作るぶどうの認知拡大などを図る。
輸出チャレンジ参加の条件は「海外への輸出に興味があること」「1日分の商品を、無償で提供出来ること」「テスト販売に、参加出来ること」の3項目。
福岡ソノリクは「Wafood Airport」が提供する価値として以下の3点を挙げる。
福岡ソノリクは「九州の農家が今後100年、世界で勝ち続ける第一歩、インフラ作りを目指していく」としている。「輸出チャレンジサービス」への参加希望は「Wafood Airport」公式facebookまたはInstagramから。
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福岡ソノリクでは今後、「Wafood Airport」を全国の空港へ展開し、農家の輸出参加、収入アップを応援していく予定。
今後はおもてなし接客人材の育成と早朝・夜間に販売できる無人販売の確立も進め、国が掲げる2030年までの農林水産物輸出額「5兆円」の目標達成に貢献を図るという。