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帝国データバングが2024年5月2日に発表した「人手不足に対する企業の動向調査(2024年4月)」によると、正社員が不足している企業の割合は51.0%で、5割を超えて高止まりしている。
飲食店については正社員の人手不足割合は56.5%と、前年同期(2023年4月)の61.3%からは低下が見られるものの、依然、高水準が続く。
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多くの飲食企業が深刻な人手不足に悩む中、インドネシア・バリ島に本社を置くPT APPKEY(アプキー)は、飲食店向けセルフオーダーアプリ「お品書きアプリ」の日本国内での提供を開始した。
日本での販売代理は、福島県に拠点を置く合同会社ウェブライトが担当。福島県の飲食業の支援を目的とした「お品書きアプリ」の販売を行う。
「お品書きアプリ」はAndroidタブレットやiPad端末で利用でき、利用客自身がタッチパネルで直接注文が可能なテーブルオーダーシステム。直感的な操作が可能で、多言語表示にも対応しているため、外国人観光客への対応も安心。
店舗側はパソコンやタブレットの管理画面を通じてリアルタイムで注文状況を確認でき、メニューの更新も簡単に行える。
導入により注文業務からスタッフを解放し、サービスの質を向上させることが可能。注文ミスの減少や人件費の削減にも寄与し、人手不足問題の一助となる。
PT APPKEY 代表取締役の中村淳之介氏と合同会社ウェブライト代表の中元裕一氏は、「お品書きアプリ」について以下の通りコメントしている。
日本では人手不足が深刻化しており、特に地方の飲食店では顕著です。
さらに、海外からの観光客増加に伴い、外国語対応のニーズも高まっています。
『お品書きアプリ』は、非対面での注文ニーズに応えることで、飲食店の効率的な運営を支援します。
「お品書きアプリ」プレスリリースより引用
福島県の飲食業を支援し、地域経済の活性化に貢献することが私たちの目標です。
人材不足が深刻な地域において、『お品書きアプリ』は特に有効なソリューションになると確信しています。
アプリの導入により、店舗運営の効率化と顧客満足度の向上を実現し、福島県の飲食店の発展に寄与したいと考えています。
「お品書きアプリ」プレスリリースより引用