- 週間ランキング
「生ミルキー」そのものは新しい商品ではありません。“生食感のミルキー”として、ファンも多い人気のキャンディです。どうやらリニューアル商品が期間限定で発売されたようです。筆者もひとつ買うことにしました。
【「不二家 ペコちゃんがつくった生クリームアイス」実食レビュー】セブンイレブン限定、ミルキーのような濃厚ミルク感
ファミマで購入した「生ミルキー」を持ち帰りました。
空色の袋に、白くて丸いものが大きく描かれています。雲のイラストにしては変わった形だと思い、よく見ると中のひとつは大きく写した「生ミルキー」の粒の写真でした。「あっ! というまにとろけるミルキー」というキャッチコピーが添えられています。
「ミルキー」といえば不二家マスコットキャラクターの「ペコちゃん」が付きものですが、今回のパッケージではあまり前面に出されておらず、「プレーン味」の表記の横に控えめに顔イラストが載っています。
【ばつ丸ケーキ】セブンイレブン限定「バッドばつ丸 チョコクリーム&いちごクリーム」実食レビュー【4月1日はバッドばつ丸の誕生日】
不二家の公式サイトを当たると、「生ミルキー(プレーン味)」として商品情報が掲載されていました。
発売日は2024年3月27日(水)。筆者が買ったものと同じ空色のパッケージ画像が掲載されています。商品説明には「北海道産の練乳と生クリームを使用」「とろける濃厚なコクを愉しめます」などと書かれています。
中身は「標準7粒入り」。値段は「オープンプライス」とされています(実際に筆者がファミマで購入した値段は税別225円でした。
不二家のサイトに「ファミマ限定」という記載はありませんが、X(旧Twitter)の様子をうかがうと、3月27日(水)以降、「ファミリーマートで生ミルキーを買った」という投稿が多数見られます。「美味すぎる」「背徳の味」「みんな食べてほしい」などの口コミが投稿されています。
【サンリオ×ミニストップ】フォーク付き「マイメロディ クッキー」「クロミ ココアクッキー」レビュー
手元の「生ミルキー」パッケージ裏面の情報を見ると、内容量は26g。7粒入りなので、1粒あたりは4g弱です。
1粒あたりのエネルギー(カロリー)は21kcal。栄養成分はたんぱく質0.1g、脂質1.5g、炭水化物1.7g、食塩相当量0.007gです。
【ミスド祇園辻利コラボ2024】「ポン・デ・ダブル宇治抹茶」「ポン・デ・宇治抹茶 カリカリあられ」「ポン・デ・宇治抹茶 和三盆わらびもち」実食レビュー【ポン・デ・リング×抹茶】
パッケージを開けると、中身はプラスチックのトレイに入った「生ミルキー」7粒。
生ミルキーの粒は、青地に白の水玉模様の包装に入っています。包装には「ペコちゃん」のイラストも描かれています。
包装を開くと、生ミルキーの丸い粒。真珠のような乳白色が美しいです。
指先でつまみあげようとしたところ、“ぐにゃっ”とつぶれる感触。とても軟らかく、普通のミルキーと同じ感覚でつまむとつぶれてしまいます。
普通の「ミルキー」と並べて比べてみました。
「ミルキー」より「生ミルキー」の方が少しだけ粒は大きめ、色は黄色がかっています。
粒の形は「ミルキー」は上下が平たい面になっていますが、「生ミルキー」は平たいところのないボール型です。そして指先でちょっと圧をかけただけでも簡単につぶれます。
【スシロー モンハン武器ピック付きコラボメニュー】こんがり肉・討伐報酬・キャンプの焚火、モンハンあるあるに共感【実食レビュー】
「生ミルキー」を口の中に放り込みます。
舌に触れるとすぐに溶け始め、練乳感のある生クリームの味が一気に口の中に広がります。
“ミルキーをさらに軟らかくしたキャンディ”というとキャラメルのようなものを想像してしまいそうですが、「生ミルキー」は“濃縮された生クリーム”という感覚に近いです。
軟らかさやクリームの味の強さから「キャンディを舐めている」という感覚とは遠く、ホイップクリームが“鬼盛り”に盛られたスイーツの“クリームだけ”をそのままたっぷり口の中に入れたときのようです。
舌で圧をかけて積極的に味を楽しもうとすれば、ほんの10秒ほどの間に溶けてなくなります。ゆっくり口の中にとどめて楽しもうと思っても、1分少々でなくなります。
生クリーム好きであれば、1袋7粒を立て続けに食べてしまいたくなるはずです。
普通の「ミルキー」しか食べたことがないと、「生ミルキー」を「プレミアムな味わいのミルキー」と考えてしまいそうですが、実際はかなりの別物です。
「生ミルキー」については「キャンディ」ではなく、「濃縮されたクリームをたっぷり楽しめるスイーツ」と捉えてください。「口さみしいときに舐める」というたぐいのものではなく、しっかりと向き合って楽しむ、満足度の高いスイーツです。