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絵本「スイミー」とチロルチョコのコラボ商品です。筆者自身、かつて小学校の国語の授業で親しんだ絵柄。ファミリーマートの店頭で出会って懐かしさを覚え、購入してきました。
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「スイミー」はアメリカの絵本作家レオ・レオニの作品。出版は1969年です。
日本では谷川俊太郎の翻訳で『スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし』として1969年に好学社から出版されています。光村図書出版の国語の教科書(小学校2年生用)に初めて採録されたのは1977年。翻訳出版されてからは55年、国語教科書に掲載されてからは47年にわたり愛されてきたロングセラーです。
広い海の中で暮らす小さな赤い魚の兄弟の中、一匹だけ真っ黒なスイミー。ある日、兄弟たちは恐ろしいマグロに残らず飲み込まれてしまいます。
ひとりぼっちで逃げ延びたスイミーは、海を旅する中で成長。新たに出会った小さな魚の仲間たちと、大きな魚に立ち向かいます。
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筆者が訪れたファミマ店舗では、「チロルチョコ スイミー ストロベリー&まっくろバニラ」はレジ前に置かれていました。
値段は1個税込38円。物語のシーンが描れた美しい個包装は全10種類が展開されています。15個入りの箱でも売られています。箱の内側には絵本の表紙がデザインされ、箱ごと『スイミー』を感じられる仕様になっています。
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購入してきた「チロルチョコ スイミー ストロベリー&まっくろバニラ」は3個。小学生のときに触れて以来、特に頭の中に残っていたシーンの絵柄を選びました。
まずは物語の冒頭、恐ろしいマグロに兄弟たちが飲み込まれてしまう場面のパッケージ。この事件を機に、スイミーの旅が始まります。
次は「水中ブルドーザーみたいなイセエビ」のパッケージ。兄弟を失い悲しみの中にあったスイミーが元気を取り戻していくきっかけとなった、面白い海の生き物との出会いのひとつです。
最後に、小さな魚たちが一緒になって、海で一番大きな魚のふりをして泳ぐシーンのパッケージ。旅を通じて強く賢く成長したスイミーは「目」になって仲間を率い、大きな魚を追い出します。
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個包装の中に入っていた「チロルチョコ スイミー ストロベリー&まっくろバニラ」はピンク色。上面のデザインは「家」「ロケット」「目覚まし時計」でした。柔らかく可愛らしいタッチの絵柄です。
かじると、中は層状構造。不意を突くようなイチゴの酸っぱさの中に、バニラの風味と、チョコの甘さが混じります。
チロルチョコの発表資料を確認すると、上から「ストロベリーチョコ」「ストロベリージャム」「ぷるぷる食感グミ」「竹炭入りバニラアイス風味チョコ」の4層構造になっています。
赤い魚たちのなかにまじって一匹だけ黒いスイミーが、一番下の「竹炭入りバニラアイス風味チョコ」で表現されています。
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今回、チロルチョコのコラボ商品との出会いを通して『スイミー』の世界観に触れ、あらためて絵本の内容を見てみました。
簡単なストーリーラインだからこそ、ストレートにメッセージが伝わります。スイミーのように勇気を持ち、知恵を使って明日を生きよう。そんなことを思える体験となりました。