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ケンタッキーフライドチキンの公式発表では「2種類選べる1100円パック」について“最大840円もおトク”と書かれているのですが、どの組み合わせを選ぶと最もおトクな840円引きになるのかは、触れられていません。
筆者はお得な組み合わせ、そうでもない組み合わせについて、実際に買いに行く前に調べてみました。
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まずは各選択肢の内容を単品購入した場合の値段をまとめてみます。
“ビスケット+ポテト”という、チキンではないサイドメニューが選択肢として最も高額になるのは意外な感じがします。
「骨なしケンタッキー」の単品価格は1ピース310円で「オリジナルチキン」と同額ですが、「1100円パック」の選択肢では「オリジナルチキン」3ピースに対して「骨なしケンタッキー」2ピースのため、比較的お得感が薄めです。
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4種類のメニューから重複なく2種類を選ぶと、組み合わせは6通り。組み合わせと単品価格の合計、値引き幅と割引率は以下の6通りとなります。
結果、“最大840円引き”となるメニューは「オリジナルチキン3ピース」と「ビスケット2個+ポテト(L)1個」の組み合わせでした。割引率は43.3%もあり、かなりのお得感です。
最も値引き幅が小さいのは「カーネルクリスピー3ピース」「骨なしケンタッキー2ピース」の組み合わせで、390円引き。それでも26.2%という割引率を見ると、まあまあなお得感はあります。
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ケンタッキーではパックまたはバーレルの購入時、「追加でおトク」のサービスを提供しています。同時購入のサイドメニューを割引価格で買えるサービスで、選択肢は「ポテト(S)2個」「ビスケット2個」「カーネルクリスピー2ピース」「チョコパイ2個」「コールスロー(S)2個」です。
対象の各サイドメニューは全て単品価格が通常税込290円に設定されており、2個(または2ピース)だと580円。「追加でおトク」では“190円引き”な2個390円となります。同時購入する個数や種類に制限はなく、ひとつのサイトを10個買っても、各サイドを2個ずつ買っても、“2個390円”です。
調べた結果に従い、筆者は“一番お得”な840円引きの組み合わせ、「ビスケット2個+ポテト(L)1個」と「オリジナルチキン3ピース」の「2種類選べる1100円パック」をKFC店舗でテイクアウト注文。
合わせて、“追加でおトク”対象の「コールスロー(S)2個」を同時購入しました。
購入価格の合計は、1100円+390円=1490円。
「840円引き」と「190円引き」を合わせて、値引き額の合計は1030円となります。
単品合計額は2520円。割引率としては40.9%でした。
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今回は「2種類選べる1100円パック」各組み合わせのお得さを計算してみましたが、正直なところ筆者自身、計算しながら「細かい違いはどうでもいいから、楽しく買い物して好きなものを食べたい」という思いが強まっていった事実を告白しておきます。
結果的には、最初から購入したかった「オリジナルチキン3ピース」と「ビスケット2個+ポテト(L)1個」の組み合わせが1100円パックで「最もお得」でした。
そもそもビスケットやポテトは“追加でおトク”の対象に入っているので、セット・パックと同時購入することも一般的。「本当の本当に一番お得なのか?」と聞かれたときに自信を持って返答することはできません。
「最もお得」な選択肢の計算はちょっとそた算数遊びと思っていただき、「好きなものを選んで、楽しく食べましょう」ということを提案させていただきたいと思います。
ちなみにKFCでは「2種類選べる1100円パック」の選択肢にあるメニュー4種類を組み合わせた「4種類全部入り1900円パック」も販売されています。こちらは単品合計額3430円で、1530円のお得。割引率は44.6%、販売期間は「1100円パック」と同じ4月16日(火)までとなっています。